個人的に最近はプログラミングの余裕が無く,すっかりCocoaからも離れてしまって寂しい限りです。iPhoneの販売国がぞくぞく増えているようで,日本や韓国での販売の噂も出てきたようです。そうなると,いよいよCocoaとObjective-Cプログラミングの関心が高まって来るわけですね。WWDC2008のチケットは完売したそうですから,これはもう本物です。
そうした波をしっかり掴んでか,いくつかの書籍の新版が登場しました。まずはCocoaプログラミング本として定番である,あのヒレガス本の第3版が発売となりました。もちろん10.5環境に完全対応です。
著者のブログによれば「Core Data, and chapters on the garbage collector, Core Animation, Web Services, NSTask, and NSViewController」の章が加わったようです。これはなかなか期待できますね。
Big Nerd Ranch Weblog
http://weblog.bignerdranch.com/?p=47
もしも電子版で読みたい場合は,原著の版元で購入することができます。すぐ読んでみたい人はこちらへ。
Safari Books Online - Cocoa® Programming for Mac® OS X, Third Edition
http://safari.oreilly.com/9780321562739
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そして日本勢も負けてはいませんよ。なんと世界一詳しいObjective-C言語解説書である荻原本が2.0に対応!ビックリしました。そして嬉しい!
いやぁ,これから本格的にMacやiPhoneの開発に携わる日本の方々には,強い味方ができましたね。ある意味,荻原本が日本語で感謝感謝です。翻訳したら世界中でベストセラーになりますね。翻訳コストはすぐにも回収できるのではないでしょうか。といってもApple社のドキュメントが強敵か...。
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ちなみにアップル関係に強いライターである林信行によるWeb記事が公開されていますね。
プログラマーを引き付けるMac OS Xの魅力
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/mac/macosxa.html
これからますます元気なCocoaプログラミング環境なのでした。木下本の新版はまだかなぁ...,本業がお忙しそうだから,なかなか難しいかな。
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