銀座のアップルストアでiPhone 3Gの展示販売を行なっています。久しぶりに寄ったついでに,iPhone 3Gをじっくり触ってきました。実はiPod touchユーザーなので,そんなにまじめに触ったことが無かったのです。
ずっと疑問に思っていたことを確かめてきました。「iPhone 3GはiPod touch的に使用できるか」ということ。
つまり電話通信の電波を使わず,無線LANだけを使用することは可能なのかが,ずっと疑問だったのです。
iPhone 3Gには「機内モード」という設定があります。これは国内を飛行機移動するアメリカならではの機能とも思えますが,飛行機の機内で(もちろん電車内でもいいですが)電波発信を切るためのモードです。
僕はずっと,この機内モードをオンにして使うと,電話回線電波のオフはもちろんのこと,無線LAN電波もオフになると思っていました。事実そういう機能なのですが,僕は機内モードがオンの間は,無線LANをオンにすることはできないと思っていたのです(無線LANだけオンにできたら機内モードの意味がないという素朴な思い込みです)。
ところが,実際には機内モードをオンにして,一切の電波を切った後,無線LAN(WiFi設定)を操作して無線LANアクセスさせることができるようなのです。というか試したのでできます。
それを店員さんに確認するため質問したら,相変わらず帰国者か海外留学経験者っぽい特有の雰囲気の対応でこっちが恐縮してしまうのですが,「できますよ」との返事。ついでに「うーん,そうするとiPhoneにする意味あるんですか」と,まあ素直なというか,ストレートなというか,そういう返しをしてくれました。「パケット使用を抑えたいと主体的に選択したい場合です。すいません,貧乏臭い話で」とやっぱりこちらが恐縮してしまう感じになってしまいました。
それに比べればソフトバンクから派遣されてきている係の人は丁寧で優しく,そういう使い方をできるか聞いたら,「そうですね,そういう使い方をされているユーザー様もいらっしゃいます」とこちらがホッとする返事。
とにかく,疑問は氷解したので,来年はいよいよiPhoneゲットを真剣に考えたいと思います。カメラ付きのiPod touchが月々4000円弱(2年間)の支払いで手に入るわけです。できれば32Gメモリ版が出て欲しいんだけどね。