明けましておめでとうございます。2010年もどうぞよろしくお願いします。
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新年の大仕事として,Appの申請を行ないました。いやはや,なかなか大変でした。本当は全てを確認してから取り掛かるべきですが,とりあえず断片的な知識でやろうとしたため,いろいろフォローが大変でした。
申請に限らず,実機を伴って開発する際にはサーティフィケーションとプロビジョニングに関する手続きが必要なので,そのことについてあらためて記録しておこうと思います。
○サーティフィケーションを得るために...
1. キーチェーンアクセス.appを使って,「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」というファイルを作成する
2.それをWebの「iPhone Developer Program Portal」にてアップロードして承認してもらう
3.承認されたら,「distribution_identity.cer」をダウンロードして,キーチェインアクセス.appに読み込む(ダブルクリックすればOK)
○開発に使う実機(デバイス)を登録しておく...
1. Webの「iPhone Developer Program Portal」の画面に好きに決めた名前と個別のデバイスIDを入力して登録する(デバイスIDはiTunesとかXcodeのオーガナイザで確認できる)
○アプリID(App ID)を取得しておく...
○プロビジョニングを得るために...
1.新しいプロビジョニングのためのプロファイルの名前を適当に決めて入力する
2. 登録してあるサーティフィケートが選択できるようになっているので,どれか選択する
3. 取得したアプリIDも選択できるようになっているので,どれか選択する
4. 登録してあるデバイスIDも選択できるようになっているので,必要なものを選択する
5. Submitする
6. 画面を行き来しているうちにプロビジョニング・ファイルがダウンロードできるようになっている
○プロビジョニング・ファイルを得たら...
1. Xcodeのアイコンにドラッグ・アンド・ドロップする
2. 実機にそれらがインストールされたかをXcodeのオーガナイザを使って確認する
3. アプリID(App ID)をWebの「iPhone Developer Program Portal」の表示からコピーして,プロジェクト内の設定ファイルに入力する
4. インストールされたプロビジョニング・ファイルもターゲットの情報設定欄で選択しておく
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開発用の手続きは,リリース本番用とは別なので,リリース申請の際には,似たような手続きをWeb「iPhone Developer Program Portal」の本番向けの画面で踏む必要がある。
その場合,サーティフィケーション取得の時に使う「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」ファイルは有効期限が残っていれば再度使える模様(あらためて同じものを使っても文句は言われなかった...)。
App IDは入力をミスして登録しても,簡単には取り消せず,再度新しいものを取り直す形になるので,なるべく入力内容に気をつけること。担当者にメールすれば消してもらえるんじゃないかとは思うが試していない。
リリース本番用(ディストリビューション)の手続きの際,プロビジョニング・ファイルの取得目的によって手続きが異なる部分もあるので,その辺は少し勉強してから取り掛かった方が迷わないかも知れない。