2本目のアプリの開発と記録を始めます。
開発は初期段階にあるので,完成するかも,リリースするかも分かりません。だとすれば,記録ぐらいは残しておくかなという感じです。
1本目のアプリの改善を後回しにして2本目に取り掛かるのは,2本目をスクラッチで作ることでプログラミングのノウハウをさらに得てから1本目に戻った方がより良いと考えたからです。
1本目の「Ride on Time」は,東京暮らしで欲しいと思った時刻表アプリを勢いで作ったものでした。そのためプログラム的にはMVCをあまり考慮せず,分割整理されていないソースコードとなっていました。
2本目のアプリは,その辺を少し意識して設計・プログラミングすることでノウハウを得ようという訳です。
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さて,動機はともあれ,2本目のアプリとして何を開発するのか。
やはり欲しいと思ったものを作るのが一番なので,1本目を開発するにあたって同時に欲していたアプリにすることにしました。東京暮らしの最後に遭遇した鉄道関係の体験に由来するものです。
短期間の間に新幹線を使ってあちらこちらへ移動するという体験をしました。仕事で頻繁に使用する人間ではなかったので,新幹線を日常遣い的に乗る体験は新鮮でした。
そのときに大変役に立ったのがJR東海の「エクスプレス予約」(EX予約)サービスとIC乗車券によるタッチ改札でした。これは帰省するときに利用していたのですが,普段遣いの乗車だとさらに効果を発揮することが体感的に理解できました。
けれども,当時のEX予約はiPhoneには対応していませんでした。現時点でも対応していません。
そこで「EX予約が出来るアプリが欲しい」という願いが出てくることになります。この願いを持つ人はかなり多いようです。
2本目は「EX予約アプリ」にすることにしました。
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あとで検討しますが,EX予約をスマートフォンで使いたいという要望に応えるためのいくつかのアプリがiPhone用やAndroid用にリリースされています。
また,JR東海は2011年に入ってスマートフォンの普及に対応するための取組みを発表しましたので,直に予約サイトがiPhoneで使いやすくなると思います。
ということはEX予約アプリを新規につくる意味はないんじゃないか?という風にも考えられます。
けれども,他の多くのアプリと同様,同じ目的を達成するとしても様々なアプローチが併存して選択できることは悪い事ではないはずです。
しかも,現在リリースされているEX予約アプリは,ほとんど同じアプローチで開発されており,正直「予約は可能だけど使いやすくはない」と感じます。これは新規アプリを開発するに十分な理由です。
まあ,出来るかどうかは分かりませんから,とにかく挑戦することにしたわけです。うまくいけば完成して,ちょっと違うEX予約への道筋がつくかも知れません。
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