新しいアプリ「EX489」はアプリ内広告で無料配信することにしました。
結果的にはRide On Timeと同じになりましたが、アプリ内広告導入の検討は新しい項目も含んでいました。
たとえば、iAdの登場です。
アップル社のアプリ内広告システム「iAd」は、そのリッチな広告表現能力と高い収益性をウリとして2010年に登場しました。
儲かるかどうかはともかくとして、興味深い広告システムなのでEX489にも導入することにしました。もっとも日本ではまだスタートしていないので、今のところ広告配信はないです。
そういうこともあるので、従来から利用していた「AdMob」も引き続き利用することにしました。こちらはRide On Timeでの実績もありますので、要領がわかっています。
このように2つの広告システムを利用する場合には、独自に表示し分けるプログラムを組む以外に、「AdWhirl」という動的広告プラットフォームを導入して広告を表示させる方法があります。
今回はこのAdWhirlを利用することにしました。iAdの広告配信が始まるまでは、AdMobを中心に表示するように調整できるので便利です。
iAdの日本展開は、電通とグループ子会社であるサイバー・コミュニケーションズが協力することになっています。
今年の早いうちにスタートする予定でしたが、大震災などの影響もあって広告キャンペーンのようなものを展開し難いご時世となり、スタートが遅れているのだと思います。
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有料アプリとしての配信も考えました。
今回のEX489なら、そこそこの値段で購入してもらえるのではないかとも考えました。
しかし、これまで新幹線予約で苦労してきた皆さんのコメントなどを拾い読みすると、最初からお金を払わせることは心苦しいし、7月のサイトリニューアルで使えなくなった時のことを考えると、踏み出せなかったというのが正直なところです。
いずれ落ち着いたらアプリ内課金を実装することを考えたいと思います。
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