書籍の最近のブログ記事

 気を抜いているとiOS開発関連本があれこれ出ている。HTML5やJavaScript、Flash活用系はAndroidも射程に入るのでマルチ展開したい場合は参考になりそう。FileMakerの解説書も混ざっているけど、一種のプログラミングということで...。

 
『iPhoneアプリで稼ごう』


 
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書【Xcode 4対応版】』


 
『10日でおぼえるiPhoneアプリ開発入門教室』


 
『Titanium Mobileで開発するiPhone/Androidアプリ』


 
『PhoneGap 入門ガイド』


 
『iPhone & Android HTML5ではじめるアプリ制作の手引き』


 
『Flash CS5.5ではじめるiPhone/Androidアプリ開発入門』


 
『Flash Builder4.5で学ぶAndroid/iPhone実践プログラミング』


 
『〔体験学習〕 iPhone/iPad+データベースによる実用システム開発入門』

 これはFileMakerの解説書。

 

 まだまだ登場するiPhone関連本


○『iPhoneアプリ設計の極意 ―思わずタップしたくなるアプリのデザイン』

 「Tapworthy」の日本語訳です。原著の素敵な感じがどうなっているか楽しみですね。日本語版なりのおまけもあるようです。


 
○『cocos2dで作る iPhone&iPadゲームプログラミング』

 こちらがゲーム開発のツール「cocos2d」を解説した翻訳本です。


 
○『Titanium Mobileで開発するiPhone/Androidアプリ』

 こちらはJavaScriptを使ってスマートフォンのクロスプラットフォーム開発が出来る「Titanium」を解説した本のようです。


 
○『ソケット通信プログラミング』

 ソケット通信プログラミングの本も出たようですね。

 気がつけば、関連図書が再びたくさん登場しています。まぁ、Android関連本はそれを上回る勢いですが、iPhoneの方もまだまだたくさん登場しそうです。


○『これでiPhoneアプリが1000万本売れた』

○『iPhoneアプリ・クリエイターズファイル [2011-2012]』

 以上2冊は開発後の配信やマーケティングに焦点を当てたものだと思います。まだ目を通していないですが、少し楽しみです。


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○『改訂2版 基礎から学ぶ iPhoneアプリ開発』


○『iPhoneアプリ開発 熟達テクニック』

 以上の2冊は林晃さんの著書。逆引きハンドブックもお世話になっています。


 
○『iPadプログラミング』

 こちらは洋書の翻訳。iPadプログラミング本としては早い段階に登場したもので、原著は3.2対応ですが、日本語版はiOS4.3にも対応している模様。amazonのレビューにサンプルコードが無いという指摘もありますが、日本語版のものはこちらに、原著の方はこちらにあります。
 ちなみにApressシリーズのもので、ゲーム開発に使う「cocos2d」というフレームワークの解説書の翻訳も別の出版社で予定されているようです。


 
○『iOS WEB APIマッシュアップ入門 for iPad/iPhone』

 WEB APIを使ってみようという企画の本がiOS向けに限らずあちこち散見されるようになっています。ネット活用の成果が分かり易くてプログラミングの興味をかき立てるという意味では悪くないテーマだと思います。
 解説部分はあっさりしているのかなという気もしますし、サンプルコードが延々続いている紙面にもちょっと「う〜ん」という感じですが、関心があれば。


 
○『iOSプログラミング入門 - Objective-C + Xcode 4で学ぶ、iOSアプリ開発の基礎』

 こちらは手際の良い入門書になりそうな感じ。著者はObjective-Cの入門書も書いてますし、その他いろんな入門書を書いているベテランの方ですから、ある種のビギナーの方にはよいのかも知れません。また実物を見たら覗いてみたいです。


 
○『スマートフォンアプリのためのUI&グラフィックデザイン』

 iOSに限らず、Androidなどスマートフォン向けのUIデザインについて取り上げた本。この手の本は意外と必要とされているのに少ないというのが現状です。
 ボタンデザインをするときのグラデーションの掛け具合などについて、読んでみたかった内容がちゃんと取り上げられているので勉強になります。時間の余裕があったら、ぜひデザインにも力を入れたいものですね。あ、見た目が9割大事なら、むしろそちらに時間を割くべきかな。とにかく良書です。

 HTML/CSSやJavaScriptによるiPhone向けWeBサイトやWebアプリをつくる参考書はこれまでもありましたが、この本は大胆にもUIWebViewとセットにしてネイティブアプリにしてしまおうという発想で書かれています。

 同様な発想で、iAd Producerを開発ツールとして使ったコンテンツをくるんでネイティブアプリにしてしまおうという試みもどこかで紹介されていましたね。

 Cocoaプログラミング的にはUIWebViewの使い倒しみたいな感じで読めそうです。


『iPhone/iPadアプリ実践開発ガイド HTML/CSS/JavaScriptでつくるネイティブアプリ』

 OS XやiOSのアプリレーションを開発する際のネイティブ言語であるObjective-Cの解説本がまた1冊登場しました。

 荻原本よりも入門的な位置づけとはいえ、扱う内容を絞り込むことでかなりの段階までカバーしています。重たいですが、ちょっとしたリファレンスとしても使えるかなという感じです。

 iOS(iPhone)アプリを開発するにあたっては,技術的なことも大事ですが,開発の周辺事項(アプリのアイデア出しや完成したアプリの売り方など)も大事になってきます。

 また,そもそもどうやったらiOSアプリを開発できるのか,という事始めに関して丁寧に解説した本も必要です。

 こうした本としては従来まで以下のような本がありました。

  

 『iPhone/Androidアプリで週末起業』はiPhone向けに書かれた本の改訂版で,Androidに関する記述も増やしたものです。

 こうした内容の本は,不易流行を扱うため,タイミングを逃すと古くて役立たないこともしばしばです。どちらかといえば雑誌のサブ特集で扱う類いの内容とも言えますが,そういう記事も意外と少ないので,やはりこうした書籍を読むのが早いかも知れません。

 さて,このところさらに新顔の書籍も出てきたようなのでクリップしておきます。


  

 『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』は,筆者のブログの書籍化のようです。書名の通りの体験をした著者は,雑誌でも紹介されたりした人物です。ちょっと夢見てみる読み物としていいかも知れません。

 『売れるiPhoneアプリの法則』もWebの記事の書籍化です。iPhoneアプリ開発講座を開講している著者たちによる文章です。多くの開発者を育成したり,接したりしている立場から分かったことや格言をいろいろ書いています。個人的には少し中途半端な感じのする内容ですが,アプリを作り始めた人にはいいのかも知れません。

 『iPad/iPhoneアプリを作る前に知っておきたい70の常識』は様々なアプリを開発したり,開発本も書いている著者によるもの。あくまでもこれからアプリを開発してみたいと思っている人向けのQ&A式レクチャー本なので,技術的なことは期待できません。


 ちなみに,洋書にもこの手の本はたくさんあります。たとえば『App Savvy』はアプリのアイデア出しからマーケティングまでの流れに沿って解説した本です。目新しいことが書いてあるかは読む人によりますが,基本の中に新しい発見があることも確かです。


 その他,アプリデザインに特化した本などもあります。

 iOSに名前が変わる前後で,また大量の開発/プログラミング関連図書が発行されました。発行順はすっかりわからなくなってしまいましたが,羅列してみましょう。


【iOSプログラミング】

○よくわかる開発の教科書
 オールカラーのクックブック的な入門書。

○基礎からの改訂版
 定番の入門書もiOS向けに改訂。iPadプログラミングの章が増える。

○デバッグ&最適化技法
 メモリ管理などに関して解説。Xcode4.0のスクリーンショットを採用。

○UIKit詳解リファレンス
 UIKitのクラスやメソッドを網羅した便利なリファレンス。必携。

○開発のレシピ

○アプリを作ろう!

○基礎から学ぶアプリ開発
 『Objective-C逆引きハンドブック』の姉妹本。

○オートマティズム
 MVCでアプリを組むための設計心構えとコードのパターンを解説。知識整理に役立つ。

○デジカメプログラミング

○そのまま使える

○iOS108

○プログラミングバイブル

○iOS SDK HACKS

○オモチャ箱

○iOS4

○電子書籍アプリ開発

○iPhoneプログラミング入門

○iPadプログラミング

○iPhone/iPad/Androidプログラミング入門
 「日経ソフトウェア」誌の記事の再編集ムック。

○Adobe FlashでつくるiOSアプリ
 Adobe Flash CS5でアプリ書きだしする方法などを紹介。


【ゲームプログラミング】

○ゲーム開発ガイド

○ゲームプログラミング

○そのまま使えるゲームプログラミング

○シューティングゲーム

○OpenGL

○OpenGL ES


【Objective-C】

○つくって覚える
 アプリを作りながら言語を紹介するクックブック式入門書。

○世界一わかりやすい
 会話形式でObjective-C言語を解説。

○荻原本改訂版
 最強の言語本も改訂。

○はじめての

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 驚きなのはObjective-Cの本もいろいろ出てきたこと。いやはや,iPhone/iPadのメジャー振りは凄いですね。

『Excelプロトタイピング ―表計算ソフトで共有するデザインコンセプト・設計・アイデア』

 ソフトウェア・インターフェイスを開発する際にプロトタイピングという手法を使って,実際に使ってもらってフィードバックを得ながら設計していくことがあります。Excelは表計算ソフトですが,データ入力や処理する際の操作インターフェイスをつくる機会があり,この本もそのようなことを想定して書かれています。

 ただ,この日本語版,面白いことに「iPhoneのUIプロトタイピング」についての付録章がついているのです。しかも,おそらく日本の書籍としては最速かも知れませんが,iPadについても解説しているのです。

http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114415/

 上記のサイトを経由してUIプロトタイピングに使うUI部品ファイルなども手に入ります。

『Beginning iPad Application Development』

はやっ。

まあ,SDKのベータ版はリリースされてますし,iPhone SDKの延長線上ですけれど...。iPhone OS 4.0が出て泣いても知らないからね。

って,あんたたちもそうかいっ!

『WEB+DB PRESS Vol.55』

 WEB+DB PRESS誌の55号では,HTML5実践入門記事が掲載されています。さらに特集はプログラミングしている人たちにとって気になる話題ですし,モダンネットワーク・プログラミングの記事も勉強になりそうです。

 この号は個人的に買いです。