iPhone関係
洋書
Cocoa関係
Mac関係
Objective-C関係
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Cocoa/Mac/iPhone関連(特にプログラミングを中心に)書籍をリストアップしました。新しいものから古いものの順です。CocoaプログラミングとMacプログラミングは,あまり区別されない時期もあったため,内容的な分類としては正しくないものもあります。
Macプラットフォームは,System6/7-MacOS8/9からOSXへ,PowerPCからIntelへという大掛かりな移行はもちろんのこと,新しいテクノロジやAPIを積極的に取り込んでは捨ててきた歴史があり,プログラマ泣かせでした。そのため関連書籍も,目まぐるしい変化のせいであまり商売にならなかったのです。
日本でさえ2誌あったMac向け技術雑誌がいずれも休刊し,Mac向け一般雑誌も次々と撤退する中で,プログラミング関連書籍も当然のことながらほとんど刊行されず,されても短命に終わるものがほとんどでした。
OSX時代に入って,幾点かの書籍が果敢に刊行されましたが,それらは始めからニッチな市場に向けた出版であるとの覚悟の上で,関係者の努力によって実現したもの。Macプログラミングをしたければ,直接に英語ドキュメントを読む覚悟がなければ無理だという空気が醸成されたのです。
ところが,この状況を一変する出来事が起こります。新たなプラットフォーム「iPhone OS」の登場です。同じCocoaを採用したこの携帯端末の登場によって,CocoaプログラミングはMac向けというよりもiPhoneのためのプログラミング技術として,大きな注目を集めるようになりました。その後,iPhone関連書籍の出版ラッシュは,ご存知の通りです。
ここに挙げたのは,主にOSX移行後のMacとiPhoneのプログラミング関連書籍です。非常に初歩的な内容しか扱っていないものから内部システムに近い技術を解説するものまで様々です。Interface Builderを中心とした初歩的なプログラミングに留まらず,ハードウェアを存分に活用するAPIや技法などの活用が出来るプログラミングに挑戦する人が増えることを願います。