Yes, we can.

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 長きにわたって行なわれていたアメリカ大統領選挙に決着がついた。民主党候補バラク・オバマ上院議員が勝利宣言を行なった。今回はひっくり返ることも無い,圧倒的な強さである。

 たまたまインターネットでニュースを追いかけて,彼の勝利宣言演説をライブで見ることになった。初のアフリカ系大統領になるという彼の姿を見ると,その変化の大きさに危うさもまだ感じるが,しかし,明らかにアメリカ国民は変化を選択したのだということをあらためて確認した。

 日本だとどこかのCMの文句になってしまいそうだが,彼は後半,聴衆とともに「Yes, we can.」と繰り返し唱えた。どこか自信を喪失しかけていたアメリカとその国民に対して,これは変化のための一里塚に過ぎない,これから変化のために共に歩んでいこう,私たちにはできると強く鼓舞した演説のように思う。

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 アメリカという国が輝くためには,強いリーダーシップを持った大統領が必要である。それは単純素朴にそうなのだと思う。もちろんグローバル社会のもとでは,アメリカ単独で好き勝手にやって上手くいくような単純な世界ではなくなっているが,それでもアメリカ以外に夢や希望を語って強い影響力を発揮できる国はない。

 日本という国とアメリカという国は,国の成り立ち方や仕組みが違うので,日本では単純にリーダーが強ければいいという問題でもない。その辺の違いを踏まえつつ,私たちも良い影響を受けながら変化していければと願う。

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