『iPad教育活用7つの秘訣』

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 新刊『iPad教育活用7つの秘訣』が、来週2/27頃に一部書店で発売予定です(amazon)。
 いち早く謹呈本を送っていただきました。
 というのも、無理をお願いしてフューチャースクール推進事業のことを書かせていただいたからです。お恥ずかしながら、コラム1頁分に私の拙い文章とオタクっぽい顔写真が掲載されております。
 三重県松阪市立三雲中学校の楠本先生にお願いをして、三雲中学校でiPadを利用している様子の写真をご提供いただきました。それを掲載できたことが唯一の救い。
 いずれにしても、iPadの教育活用だけを扱った本は初めてのことですから、ぜひ見つけた際にはお買い求めください。

(追記20130227)
 『iPad教育活用7つの秘訣』を読み終えたら
 

20130220 上勝中学校出前授業

 上勝中学校へ出前授業に出かけました。
 iPadで動画コンテンツをつくる活動です。だいぶ間が空いてしまいましたが、生徒さん達も前回の中間発表会のフィードバックをもとに少しずつ作品改良していました。
 いよいよ来週が最後の作品発表会。
 県や町からのゲスト、新聞記者さんにも来ていただいて、完成品を披露です。

 今回、iPadのiMovieアプリで動画編集を行なったわけですが、やはり高度なことをしようとすると限界があります。
 iPadの動画編集アプリとしては、iMovieの他にPinnacle Studioというアプリがあります。こちらの方がもう少し凝った編集をするのに向いているのですが、逆に操作性に堅さがあるかなという印象があり、動画編集ソフトを扱った経験がないと戸惑う感じです。
 iMovieも慣れないと少々厄介ではありますので、どっちもどっちかも知れません。
 実は、動画編集アプリの新顔として期待していたアプリがあります。それはユニークな動画編集ソフトを開発している会社のアプリです。
 楽しみながら学ぶ未来の文房具「ロイロノート」(ロイロ社のWebサイト
 ロイロ社は直感的な動画編集ソフト「ロイロタッチ」を開発した会社で、噂でiPadアプリを開発中だと聞いていたので、てっきりiPad版のロイロタッチかと思っていたのですが、どうも出来上がったのは文房具アプリ。
 文字や音声、写真や動画を分け隔てなくカードに収めてつなぎ合わせていくことができるコンテンツ作成ツールです。
 今後の成長が楽しなアプリです。

[FS京都] 20130215 京都市立桃陽総合支援学校公開授業

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 フューチャースクール推進事業における2つの特別支援の実証校は富山県と京都府にあります。今回は、京都市立桃陽総合支援学校の公開授業に参加してきました。
 桃陽総合支援学校には、本校と5つの分教室で成り立つ支援学校です。従来までは、距離的な問題から、この6つの拠点が一つの学校として動く機会はほとんどなかったそうです。そうした環境条件にICT機器とネットワークがもたらされました。
 この6つの拠点をネットワークで結ぶことで、共に学習し、学校生活を共有する機会をもつことができるようになったといいます。異なる場所にいる先生と児童生徒達が映像や文字などで活動を共にする。もちろん全ての時間がそうなるわけではありませんが、これまで限りなくゼロだったことを考えれば、ようやくこの学校の6つの拠点に一つの学校として共同意識が芽生えたことは素晴らしい変化ではないかと思います。
 こうしたICT機器環境を病院内の分教室に構築することだけでも大きな障壁が待ちかまえていそうですが、京都市や教育委員会の強力なバックアップと病院側の理解、そして環境構築にかかわる業者の丁寧な仕事によって、分教室にも無線LAN環境を構築できたのは注目すべきことです。
 さらに、遠隔の授業や活動のためのシステム開発にも果敢に挑戦されており、その成果が期待されています。
 今後は、そのような環境における指導のあり方や学習のあり方などについて研究が一層進むことが期待されています。

20130211 恩師と再会

 新潟の催事から東京に戻り,徳島への夜行バス出発までの時間に,名古屋の大学院時代の恩師と会う約束をしていました。
 「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会」という大変長い名前の会が文部科学省に設置されたのですが、それをよく知る恩師に様子を教えていただくためでした。
 お話しいただいた内容も大変興味深かったのですが、それよりも、時を経てもコーヒーを片手にざっくばらんな会話が恩師と出来ることが嬉しく思えました。
 相変わらず師匠孝行の足りない弟子ですが、遅咲きでも頑張らないと再度誓い直した恩師との再会でした。