講演「わたしたちの知識を伝える教育分野の情報化」
(於:えひめITフェア2011 2011年6月25日)
講演音声
http://twitcasting.tv/kotatsurin/movie/1895986
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シルバー向け無料iPad教室(インターリンク)
http://www.genki.pro/
『地域・学校の特色を活かしたICT環境活用先進事例に関する調査研究』(JAPET)
http://www2.japet.or.jp/senshin/
『第7回 「教育用コンピュータ等に関するアンケート調査」 報告書』(JAPET)
http://www.japet.or.jp/jo693c65a-47/#_47
Research Points(米国教育研究学会)
http://www.aera.net/publications/?id=314
投稿者: 林 向達
20110515発表のスライド
発表に使用したスライドです。
リンク
http://public.iwork.com/document/?d=rin_osaka20110515.key&a=p28839767
ドキュメンタリー映画「Into Eternity」
劇場邦題「100,000年後の安全」(公式サイト)
NHK番組邦題「地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~」(番組ページ)
5/15「デジタル教科書から見える教育の未来」
2011年5月15日、内田洋行さんが大阪につくった「大阪ユビキタス協創広場 CANVAS」という場所でシンポジウム企画があります。
私はそのシンポジウム企画の前座企画(?)である「デジ教研 open meeting04 in Osaka」に発表者として参加することになりました。
みんなのデジタル教科書教育研究会はデジタル教科書に関心のある個人が集まっていますが、私も幽霊会員ながら名前を連ねていますので、お呼びがかかった次第です。
当日は20分間で、デジタル教科書を中心としながら教育の情報化に関する動向についてコメントする予定です。私の現在の心境や考えを率直にお話することになろうかと思います。
まぁ、しゃべらせればUstで6時間もしゃべっていた男ですので、20分間で何を言うべきなのか困ってしまいますが、次世代が未来をつくり出すための手助けが邪魔にならないようにすべきであるといったことを基調に、もう少しシンプルに教育の情報化を考えることの提案をしたいと思っています。
チラシはこちらです。(表紙、第一部、第二部)
NHK for SchoolとiPad2
【朗報】2013年8月31日頃からNHK for Schoolの動画がタブレット端末上で再生できるように対応が始まりました。iPadやiPhoneでも再生が可能です。
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この春から、NHKの学校放送とデジタル教材のサイトがリニューアルして「NHK for School」の名のもと公開されました。
日本における有力教育コンテンツサイトとして学校現場で活用されています。放送された番組の内容紹介だけではなく、動画や発展教材なども提供されていますから、初めて知る人達は驚くほどです。
今日、ポストを覗いたら、その「NHK for School」の利用ガイドが届いていました。全国の学校・教育機関に配布されているそうです。せっかくリニューアルされたわけですから、最大限活用してもらおうと宣伝に力を入れているようです。
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ここで、いよいよその真価を発揮するのはタブレット端末でしょう。
タブレット端末を使えば手軽にNHK for Schoolの動画を電子黒板に表示したり出来ます。なぜなら、ノートパソコンよりもタブレット端末の方が使い始めまでの操作が簡潔で、パッと接続、パッとアクセス、パッと表示が実現できるからです。
というわけで、タブレット端末の代表格といえば「iPad」。日本でも発売予定の「iPad2」は外部画面出力が可能になりましたから、様々なコンテンツを手軽に提示する道具として関心が高まりつつあります。
が… iPadの標準ブラウザはFlash未対応。
NHK for Schoolは、ばりばりのFlashサイトです。公開されている動画はほとんどがFlashビデオのため、iPad標準のブラウザでは見ることが出来ません。
あっちを立てればこちらが立たず…。
というわけで、ここはAndroidタブレット端末の出番となります。
NTT DOCOMOからは「Optimus Pad」という製品がすでに発売済み。
auからは「MOTOROLA XOOM」という製品が発売されています。
どちらもFlashを利用できますし、その他にWebやメール、YouTubeもGoogleマップも利用できますから、ネットから引き出せるコンテンツを利用する分には魅力的なタブレット端末です。
NHK for Schoolも、タブレット端末からの活用事例を紹介すれば、多くの関心を集められるのではないかと思います。
これから数年は、電子黒板がさらに普及する過程で、コンテンツを操作するデバイスとしてのタブレット端末が徐々に注目を高めていくと考えられます。
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さて、我らがiPad2は、Flashで固められた日本の教育コンテンツの前に為す術もないのでしょうか。
これに関しては2つほどトピックスがあります。
一つはiPadアプリ「Flash対応ブラウザ」。もう一つは、「予定されているFlash Media Serverの追加機能(HTTP Live Streaming機能)」です。
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iPadでFlashを利用したサイトを見たい場合、確かに標準ブラウザ(Safari)はFlashに非対応なので閲覧することが出来ません。
しかし、App Stpreには「Puffin」というFlash対応ブラウザが115円で発売されています。これを導入すると多くのFlashサイトを見ることが可能です。
ちなみにNHK for Schoolも閲覧可能。大型画面版でなければ、サイトのほとんどの動画を再生することも出来ます。ただし、映像はカクカクで、音声は普通に流れます。これはNHKニュースなどのページでも同様です。
Flashを利用したサイトを利用しなければならない場合に、ちょっと便利です。
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Flashを利用した動画は、基本的にはFlashに対応したブラウザでしか見ることが出来ません。しかし、ビデオ自体はFlash独自というわけではないので、技術的にはFlashの皮をはがして流すことが出来るようになっています。
先日、Flashを流す側(サーバー側)のソフトに追加が予定されている新機能として「HTTP Live Streaming機能」というものが発表されました。
これは、Flashの動画をFlash以外の方法で流すことが出来る技術。そしてこのHTTP Live Streamingは、iPadが標準で対応しているのです。つまりFlashの動画をiPadでも見ることが出来る可能性が生まれたわけです。
残念ながらFlashのアニメーションやインタラクティブな操作部分は関係がないため、Flashで作ったサイトがiPadで見られるわけではありません。
しかし、この技術を使えば、Flash版とHTML5版のサイトを同じ素材で作ることが出来るので、iPadにも対応しやすいというメリットがあるのです。
リニューアルしたばかりのNHK for SchoolがHTML5に対応するのは、まだ3年から5年くらいかかりそうですが、将来的にはNHK for SchoolもHTML5へ移行して、さらに利用を加速させるようになると思われます。個人的願いも込めて。
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それか、NHK for Schoolのアプリがリリースされるのが早いかも。
今取り掛かっているのが済んだら開発検討してみても面白そうだなと思います。
東京出張
東京に出張しました。
4月15日に文部科学省で「学校教育の情報化に関する懇談会(第12回)」が行なわれるというので、傍聴したのです。
今後の教育の情報化の行方を見通す「教育の情報化ビジョン」策定のための最後の懇談会です。昨年度のうちに終わるはずでしたが、東日本大震災の影響で今回まで延びてしまっていたのでした。
ネットによる動画配信が行なわれましたので、わざわざ東京に行かなくても内容を知ることはできましたが、私自身が現場の雰囲気を知ることを大事に思う質なので、傍聴申込をした次第です。
末端ながら総務省のフューチャースクール推進事業に関わっている人間としては、文部科学省の学びのイノベーション事業に強く影響を与えるだろうビジョンの策定現場について知っておきたいという動機もありました。
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先回の総務省・研究会への傍聴を経験して、過度な期待を抱かないことに決めたので、懇談会の内容に対しては、特別な感想はありません。あらためて、骨子作成の段階までが大事だったのだなということと世代のアンバランスを確認した程度です。
「教育の情報化ビジョン」は、座長と事務局がもう少し作業した後、正式版が公開されると思います。
私としてはご縁があって関わっているお仕事を通してビジョンをより良く運用していくことしか出来ないのかなと思います。
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短い滞在時間の間には、パナソニック教育財団を資料調査のために初めて訪れたり、5, 6年ぶりとなった教育関係の古書店であるヤマノヰ本店での古本探しなど、それなりに充実していました。