[資料]学校教育の情報化の推進に関する法律案 概要

20181115「臨時国会の法案提出目指す 学校教育のICT化推進」(教育新聞)

「学校教育の情報化の推進に関する法律案 概要」

第一 目的(1条)
高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴い,学校における情報通信技術の活用により学校教育が直面する課題の解決及び学校教育の一層の充実を図ることが重要

全ての児童生徒がその状況に応じて効果的に教育を受けることができる環境の整備を図るため,学校教育の情報化の推進に関し,基本理念,国等の責務,推進計画等を定めることにより,施策を総合的かつ計画的に推進し,もって次代の社会を担う児童生徒の育成に貢献

 

第二 定義(2条)
学校教育の情報化:学校の各教科の指導等における情報通信技術の活用及び学校における情報教育の充実並びに学校事務における情報通信技術の活用

 

第三 基本理念(3条)
① 情報通信技術の特性を生かして,児童生徒の能力,特性等に応じた教育,双方向性のある教育等を実施
② デジタル教材による学習とその他の学習を組み合わせるなど,多様な方法による学習を推進
③ 全ての児童生徒が,家庭の状況,地域,障害の有無等にかかわらず学校教育の情報化の恩沢を享受
④ 情報通信技術を活用した学校事務の効率化により,学校の教職員の業務負担を軽減し,教育の質を向上
⑤ 児童生徒等の個人情報の適正な取扱い及びサイバーセキュリティの確保
⑥ 児童生徒による情報通信技術の利用が,児童生徒の健康,生活等に及ぼす影響に十分配慮

第四 国の責務等(4〜6条)
国,地方公共団体及び学校の設置者の責務を規定

第五 法制上の措置等(7条)
政府は,必要な法制上又は財政上の措置その他の措置を講じなければならないこと

第六 推進計画(8・9条)
1. 文部科学大臣は,基本的な方針,期間,目標等を定めた学校教育情報化推進計画を策定
(総理大臣,経済産業大臣その他の関係行政機関の長と協議)
2. 地方公共団体も計画を策定(努力義務)

第七 基本的施策※(10〜21条)
1. デジタル教材等の開発及び普及の促進
2. 教科書に係る制度の見直し
3. 障害のある児童生徒の教育環境の整備
4. 相当の期間学校を欠席する児童生徒に対する教育機会の確保
5. 学校の教職員の資質の向上
6. 学校における情報通信技術の活用のための環境の整備
7. 学習の継続的な支援等のための体制の整備
8. 個人情報の保護等
9. 人材の確保等
10. 調査研究等の推進
11. 国民の理解と関心の増進
※ 地方公共団体は,国の施策を勘案し,その地域の状況に応じた学校教育の情報化の推進を図るよう努力

第八 学校教育情報化推進会議(22条)
1. 関係行政機関相互の調整を行う学校教育情報化推進会議を政府内に設置
2. 1.の調整を行うに際しては,有識者で構成する学校教育情報化推進専門家会議の意見を聴取

(施行期日は公布の日)

〈教育における情報通信(ICT)の利活用促進をめざす議員連盟〉

 

20181116_Fri

来客対応と授業と対策講座。

午前は来客対応。学生指導の難しさを痛感しながら。

午後は研究室で,卒業研究指導と金曜日なので専門ゼミナールを。やはり学生指導の難しさを痛感しながら。

専門ゼミで文献講読。

しかし,発表担当だった学生が準備不足を理由に発表できないと直前に連絡。

2週間以上前から予定は共有していたので,発表当日までの期間には十分余裕があったはずだった。とはいえ,発表準備する余裕がなかったのだと言われれば,何かしらの理由でそういう事態も起こりえるかも知れない。百歩譲って「代わりに何をするのか考えておいてください」と返した。

いざゼミが始まり,本日の発表担当学生に進行を振った。

学生は,とある動画をみんなで観て話し合いたいと切り出した。何かしら日頃の問題意識をもとに議論したいらしい。まずは動画を観てみることになった。

男性が独り語りする30〜40分くらいの動画だった。語りのテンションが高く,観るだけで疲れた。

しばらく発表担当学生の問いに寄り添いながらゼミ生同士で意見を披露し合った。それが一巡した後,他の人の意見を受けて質問者本人がどう思ったのかを聞いてみても,あまりはっきりとした受け答えになっていなかった。動画の独り語りに感化されたような意見は述べるのだけれども,異なる意見が対峙するとすぐに立ち止まってしまった。

「動画を観た感想が聞きたい」となった。最初の質問なら発せられても違和感はないが,困った末に逃げ込んだ質問がこれではいただけない。

結局,本来やるべき発表準備をしなかったことで,それを無理やり埋め合わせようとしても無理が生ずるし,全体の進度が遅れて他人に迷惑をかけることになるのだ。もちろん,埋め合わせが上手くいくこともあるだろうから,そうなれば怪我の功名として喜んでも良かったとは思う。でも今回は駄目だった。

発表準備をしなかったことを叱った。あとは,本人がやるかやらないかを選び直すだけ。

・正しいことが出来るように気づき考えて欲しい

・人に寄り添って欲しい

・異なること,特に反対のことについても考えて欲しい

この場合,自分が正しいと思うことをやっていたとしても,人に寄り添えていなかったし,自分とは異なる考えについて気を配ることが出来ていなかった。

今回上手くいかなかったとしても,次回上手くいくように立て直せばいいと思う。

20181115_Thu

授業と対策講座の準備など。

保育原理では,ようやく保育所保育指針の中身について読み込むフェーズに入った。保育の目的や目標,方法などの文言を確認しながら読んでいく。こういう機会でもないとじっくり読まないだろうから,あえて丁寧に。

研究室には卒研作業のために4年ゼミ生。

それから週末のプログラミング体験教室の準備をするため別の学生たちもやって来たりと賑やかである。

私は金曜の教採対策講座の準備をする。普段の対策講座は模擬試験問題を用意して実地で解くなどの活動をしているようだが,少し前に「小学校プログラミング教育の手引(第二版)」も出たことなので,それをもとにプログラミング教育の基本事項を紹介することにした。

プログラミング体験教室の方は,学生たちに任せっぱなし。もっともそれくらいの方が学生主導で動いてもらえるのでよいのかも知れない。

ユニバーサルデザインとICT

やたなか小中一貫校にて講話。

ユニバーサルデザインとICTに関するお話をしました。

ユニバーサルデザインのそもそもと,それを教育領域に応用する先が「授業」なのか「学習」なのかによって方向性がかなり異なることを紹介しました。(詳細はまた後日追記を)

20181113_Tue

調べもの作業と授業と会議と卒研指導。

Universal Design for Learning(UDL)について情報を整理していた。講話をしに行く小学校の研究課題がユニバーサルデザイン(UD)だというので,以前関心があって手にしていた海外のUDL文献を復習したり,最近の動向について確認していた。

ただ,その学校や日本で取り組んでいる人の多くは,授業のユニバーサルデザイン(授業UD)を考えているようなので,同じUDといっても,その方向性は異なっている。その辺をざっくりと整理するような話にして,ICT活用の関わりをご紹介しようと思っている。

卒業研究のWebアプリ開発は地道に。

図形描画をするためにHTMLのcanvas要素とJavaScriptによるグラフィック描画について作業をしている。JavaScriptでベクター描画をするためにはグラフィックコンテキストといった考え方を使えるようにならないといけないが,これを感得するのはなかなか難しい。命令の順序などを試行錯誤しながら,描画の手続きがどう流れていくのかを確認してもらった。

講話に使用するスライド作成で夜中まで。