何を想い,諮問し答申するのか

学習指導要領改訂は,諮問と審議と答申の過程を経ることが定式化しています。

何かを問い何かを答えるにあたっては,どんな現状認識にあって,どんな未来を想定しているのかも重要になってきます。

そういえば,過去の諮問や答申は,何を想っていたのでしょう。少し巻き戻しを…。

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 【平成29(2017)年】

[平成29年改訂 諮問]20141120 初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)

「生産年齢人口の減少,グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により,社会構造や雇用環境は大きく変化し,子供たちが就くことになる職業の在り方についても,現在とは様変わりすることになるだろう」

「成熟社会を迎えた我が国が,個人と社会の豊かさを追求していくためには,一人一人の多様性を原動力とし,新たな価値を生み出していくことが必要」

[平成29年改訂 答申]20161221 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)(中教審第197号)

「近年顕著となってきているのは、知識・情報・技術をめぐる変化の早さが加速度的となり、情報化やグローバル化といった社会的変化が、人間の予測を超えて進展するようになってきていること」

「第4次産業革命ともいわれる、進化した人工知能が様々な判断を行ったり、身近な物の働きがインターネット経由で最適化されたりする時代の到来が、社会や生活を大きく変えていくとの予測がなされている」 

 【平成20(2008)年】

[平成20年改訂 諮問]20050215 中央教育審議会(第47回)議事録

「主要先進国では、各国とも国の命運をかけて教育改革に取り組んでおります。時代や社会の変化の中で、我が国が様々な課題を乗り越えて真に豊かで教養のある国家として更に発展していくためには、切磋琢磨しながら新しい時代を切り拓く、心豊かでたくましい日本人の育成を目指し、国家戦略として、教育のあらゆる分野において人間力向上のための教育改革を一層推進していかなければなりません」

[平成20年改訂 答申]20080117 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について(答申)

「21世紀は、新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す、いわゆる「知識基盤社会」(knowledge-basedsociety)の時代であると言われている。
 「知識基盤社会」の特質としては、例えば、①知識には国境がなく、グローバル化が一層進む、②知識は日進月歩であり、競争と技術革新が絶え間なく生まれる、③知識の進展は旧来のパラダイムの転換を伴うことが多く、幅広い知識と柔軟な思考力に基づく判断が一層重要になる、④性別や年齢を問わず参画することが促進される、などを挙げることができる。」 

「このような知識基盤社会化やグローバル化は、アイディアなどの知識そのものや人材をめぐる国際競争を加速させるとともに、異なる文化・文明との共存や国際協力の必要性を増大させている。
 「競争」の観点からは、事前規制社会から事後チェック社会への転換が行われており、金融の自由化、労働法制の弾力化など社会経済の各分野での規制緩和や司法制度改革などの制度改革が進んでいる。このような社会において、自己責任を果たし、他者と切磋琢磨しつつ一定の役割を果たすためには、基礎的・基本的な知識・技能の習得やそれらを活用して課題を見いだし、解決するための思考力・判断力・表現力等が必要である。しかも、知識・技能は、陳腐化しないよう常に更新する必要がある。生涯にわたって学ぶことが求められており、学校教育はそのための重要な基盤である。」

【平成15(2003)年】

[平成15年改訂 諮問]20030515 今後の初等中等教育改革の推進方策について

「我が国の社会が現在直面している様々な課題を乗り越え、今後さらなる発展を遂げ、国際的にも貢献していくためには、教育の普遍的な使命と新しい時代の大きな変化を踏まえ、21世紀を切り拓(ひら)く心豊かでたくましい日本人の育成が重要であります。」

「新しい時代の学校にあっては、より一層、子どもたちに豊かな心をはぐくむとともに確かな学力を身に付けさせ、保護者や国民の信頼に十分こたえることができるよう、一人一人の個性に応じ、その能力を最大限に伸ばす創意工夫に富んだ教育活動が行われることが重要であります。」

[平成15年改訂 答申]20031007 初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について(答申)

「いまだかつてなかったような急速かつ激しい変化が進行する社会を一人一人の人間が主体的・創造的に生き抜いていくために,教育に求められているのは,子どもたちに,基礎的・基本的な内容を確実に身に付けさせ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力,自らを律しつつ,他人とともに協調し,他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性,たくましく生きるための健康や体力などの[生きる力]をはぐくむことである。」

「今後の社会においては,少子高齢化社会の進行と家族・地域の変容,高度情報化・グローバル化の進展,科学技術の進歩と地球環境問題の深刻化,国民意識の変容といった歴史的変動の潮流の中で既存の枠組みの再構築が急速に進むものと考えられる。こうした状況にあって学校教育の果たすべき役割を考えたとき,学校・家庭・地域社会の連携の下,新学習指導要領の基本的なねらいである,基礎・基本を徹底し,自ら学び自ら考える力などを育成することにより,[確かな学力]をはぐくみ,豊かな人間性やたくましく生きるための健康や体力なども含め,どのように社会が変化しても必要なものとなる[生きる力]の育成を進めることがますます重要となってきている。」 

【平成10(1998)年】

[平成10年改訂 諮問]19960827 諮問文「幼稚園、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校及び養護学校の教育課程の基準の改善について」 (教育課程審議会)

「幼児児童生徒の人間として調和のとれた成長を目指し、国家及び社会の形成者として心身ともに健全で、21世紀を主体的に生きることができる国民を育成するため、社会の変化や幼児児童生徒の実態、教育課程実施の経験などを考慮するとともに、中央教育審議会の答申を踏まえ、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校及び養護学校を通じて教育上の諸課題を検討し、教育課程の基準の改善を図る必要がある。」 

[平成10年改訂 答申]19980729 幼稚園、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校及び養護学校の教育課程の基準の改善について(答申) (平成10年7月29日 教育課程審議会)

「今日、我が国は、国際化、情報化、科学技術の進展、環境問題への関心の高まり、高齢化・少子化など社会の様々な面での変化が急速に進んでおり、今後一層の激しい変化が予想されている。これらの社会の変化は、子どもたちの教育環境や意識に大きな影響をもたらし、教育上の様々な課題を生じさせるものと思われる。
 このような激しい変化が予想される社会において、主体的、創造的に生きていくためには、中央教育審議会第一次答申においても指摘されているとおり、自ら考え、判断し行動できる資質や能力の育成を重視していくことが特に重要なこととなってくる。」 

【平成元(1989)年】

[平成元年改訂 諮問]

[平成元年改訂 答申]19871229 教育課程の基準の改善について(教育課程審議会 最終答申)

学校は知識リソースにアクセスできているのか

物事を調べるには,手始めにインターネット上で情報検索(探索)をします。

Wikipediaはもちろんですが,Twitterを検索すると注目度の高い情報を見つけられます。ネットワーク上にすべての情報が存在するわけではありませんし,偏りがあるかも知れませんから,検索結果で立ち止まることはできません。それでも手がかりを得るにはネット検索という方法は強力です。

位置付けは変わってきていますが,印刷媒体の重要性は今も昔も変わりません。

教育機関にとって図書施設・部門が最も重要であるという認識も変わっていないはずです。分類された豊富な文献資料に接する(アクセスできる)ことは,人の権利であり,私たちが市民として,またそれぞれ属する分野の専門家として,生きていくために必要不可欠な活動です。

最近懸念していることは,提供されている教育関連の知識リソースの少なさです。

またそれ以上に,教育関係者による知識リソースへのアクセス機会の乏しさを憂います。

論理的思考力のたくましさによってカバーできる部分があるとしても,思考対象となる素材に不用意な制約があることは,必ずしも望ましい状態とはいえません。

たとえば学校に,教職員が利用することを前提とした文献資料を十分備えた施設はあるのか。

学校図書館(学校図書室)」として知られている施設は,児童生徒と教員が利用することを前提にしています。しかし,施設や図書の充実度は学校や地域によって様々で,ましてや教員が利用することを視野に入れた目録が充実させられているところは大変限られていると思われます。

先の学習指導要領の改訂に伴って,答申解説書,学習指導要領新旧対象解説書,各教科毎の解説書,さらに研究書や先行実践事例書などが市販されますが,それらを各教員のために取り揃えてくれたり支給してくれる学校や自治体があるなんて話を,私は聞いたことがありません。

つまり,学校の先生方が職場から与えられるのは教科書と教師用教科書など最低限のリソース。それ以外は先生方の自費で購入しているのです。

先生が教育図書を自費購入することは,ビジネスマンがビジネス書を自費購入するようなものだと考えるかも知れません。しかし,本当にそうでしょうか。

その役目が伝達であろうが支援であろうが先生は,知識を媒介して学習者の成長に関わる職業です。その仕事の本丸とも言うべき知識リソースへのアクセスが保証されない条件で,複雑高度化する社会に応える教育活動をどうやって実現するのか。

ビジネスマンに商材がない商売をしろと言うに等しい,実に滑稽な話です。

校内研修や授業準備検討会の場で,先生達が机の上に広げる資料の数がどのくらいか想像したことはあるでしょうか。その場にパソコンやタブレット端末があって利用されていると思われるでしょうか。

すべてのケースがわかっているわけではありません。

しかし,関連図書を積み上げてあれこれ参照したり,パソコンでネット検索をしながら検討会をしているという様子が主流になっていないことはわかります。

場合によっては,教師用教科書のみを囲んで授業内容を考えていたりします。経験がカバーするから,それで十分だとされるのです。

ただ,少なくとも平成29年3月告示の学習指導要領のもとでは,知識リソースへの乏しいアクセスと経験によるカバーだけでは通用しないと,私は考えます。

そのためにも,教職員にとってリッチな知識リソースへのアクセスが保証されなければなりません。

余談ですが,教育の情報化や教育ICTに関わる事柄で,私が大変不満に思っていることは,官製情報による寡占状態が起こっていることです。

もちろん,新しい学習指導要領が成立する過程で行なわれた議論の内容や示された方針などを全国の学校関係者,および世間一般の人々に周知していくためには,統制された官製情報を強力に発信していく必要があります。

発信される情報が不統一で説明の度に食い違いが起これば,周知どころか誤解と混乱を招くことになります。その点で,官製情報が正確に流布することは大変重要なことです。

その上で,官製情報だけでなく,学術情報を始めとした多様な知識に触れることで知的活動が豊かになったり,健全な議論の土壌が生成できるはずです。

しかし,このところは官製情報を参照することから抜け出せていないリソースばかりが目に付きます。官製情報のまとめやキュレーションといった感じです。

困ったことは,研究者などの有識者によって書かれたり語られたりした情報リソースも,有識者自身が官製情報の生成に関与していたり,国家行政に関わっている人であることが多いため,結果的には官製情報発信の一部になっていることです。

たくさんあるようでいて結局は同じ内容でしかない知識リソースと,いろいろな事情があるにしても結果的には乏しいアクセス。

本当にこれでよいのでしょうか。あるいは,もっと巻き戻して考えていくべきことがあるのかも知れません。

プログラミング的思考 -3

「プログラミング的思考」の英訳について。連番[1][2

【英訳案】

“Logical thinking as Programming”

“Thinking as a Way of Programming”

Computational thinking for elementary school in Japan (conceptual downsizing for elementary school in Japan)

【英訳候補など】

Think Like Programming プログラミングみたいに考える

Logical thinking like Programming プログラミングのような論理的思考 

Programmer way of thinking プログラマーのように思考すること

Thinking as a Way of Programming プログラミングのやり方で考えること

Thinking skill building through programming プログラミングを通した思考力育成

Thinking skill building through programming experience プログラミング体験を通した思考力育成

Thinking through programming プログラミングを通しての思考

Computational thinking at elementary school in Japan 日本の学校におけるコンピュテーショナル・シンキング

Computational thinking for elementary school in Japan 日本の小学校向けコンピュテーショナル・シンキング(conceptual downsizing for elementary school in Japan)

プログラミング的思考に関する情報収集をし続けていますが,これまでのところ英語表記を試みたものには遭遇していません。

コンピュテーショナル・シンキング(計算論的思考)という専門用語は,Computational thinkingという英語から来ているわけですが,これを踏まえて造語された「プログラミング的思考」が,どんな英語表記を想定して作られたのか不明です。

論理的思考に関することであるならばロジカル・シンキング(Logical thinking)ということになりますから,これと掛け合わせるならばLogical thinking as Programmingってところなのかも知れませんが,海外の人に通ずるのか疑問です。

ジャパン・タイムスのような英字新聞の記事に出てきていないかと思って探していますが,いまのところProgramming Education(プログラミング教育)で逃げられてしまっています。

ちなみにThink Like Programmingは,ミュージシャン名のSing Like Talkingに近づけたジョークですが,どうせ下手な和製造語なのだから,これくらいの洒落で英訳を当てた方が面白いかも知れません。

(追記 20170728)

20160914「ソニー・グローバルエデュケーション プログラミング的思考を育成する算数学習サービスSTEM101 Thinkシリーズを国内法人向けに提供開始」(ソニー)

ソニーは,ニュースリリース内で「プログラミング的思考」に(英訳:Computational Thinking)という形で英訳をあてていました。

国内は文部科学省の示した用語に沿いつつ,海外向けにはすでに流布している用語を使用することに決めたようです。

そのアプローチでいくならComputational thinking for elementary school in Japanが正直でよいのかも知れません。

プログラミング的思考 -2

「プログラミング的思考」について情報収集をしています。連番[1

20170807「文部科学省 教育課程課(大杉住子)インタビュー:プログラミング教育に込めた意味――未来の創り手となるために必要な力の育成」(『先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本』翔泳社,11-12頁)

─ (前略)具体的にプログラミング的思考とはどういったものでしょうか?

大杉 ─ 自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、1つひとつの動きに対応した記号を、どう組み合わせたらよいのか、そして、記号の組み合わせをどうやって改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力です。「順次」「分岐」「繰り返し」などのプログラミングを支える要素は、楽譜など学校教育のいろいろな場面で出会うものです。
 また、例えば理科の学習では、仮説を立てて実験を通じて検証し、振り返って次に生かしていく思考が育まれています。算数・数学の学習では、日常の複雑な出来事を、数や式、図形などに置き換えてシンプルかつ論理的に考えられるようにしています。こうした思考は、プログラミング的思考につながるものです。
(後略)

20170715「小学校におけるプログラミング教育の本質:堀田龍也」(『プログラミング教育導入の前に知っておきたい思考のアイディア』小学館,13頁)

 プログラムを組んでコンピュータに何らかの作業をさせる場合、まず自分がコンピュータに行わせたい一連の活動を細かい動きに分解する。次に、それらの細かい動きをどのように組み合わせれば目的の行動になるかを想定する。コンピュータには人間の言葉が直接理解できるわけではないので、コンピュータにわかる「記号」で伝える必要がある。1つ1つの細かい動きに対応した「記号」をどのように組み合わせたら目的の動きになるのかを考える。ここでいう「記号」の組合せがプログラムである。これらの「記号」の組合せを、どのように組み替えれば意図した行動により近づいていくのかを試行錯誤する。このような試行錯誤を通して論理的に考えていく力のことを、有識者会議では「プログラミング的思考」と定義した。
 (注)ここでいう「記号」とは、情報処理の世界では「命令語」と呼ばれるものに当たる。

201707「応用力ある「プログラミング的思考」を育てるには:茨城大学教育学部 教授・文学博士 田中 健次」(CUBE LAND) 

(前略)誌面の関係でプログラミング教育に対する私の詳細な意見を述べることはできませんが、私はある一つの分野で身に付けた論理的思考がすべての物事の考え方に応用できることはないと考えています。

 私は、授業時間数に余裕があれば義務教育段階でのプログラミング教育に全面的に反対するものではありませんし、最近いわれる、コンピュータを用いないでおこなうプログラミング教育、すなわち「コンピュータサイエンスアンプラグド」にも否定的でありません。しかし、小学校段階から将来にわたってさまざまな分野に応用できる論理的思考力を身につけさせるには、基本にかえって「読み書き算」の能力を高めることが重要であると考えています。その中でもとくに文章力を鍛えるのが効果的だと考えます。というのも文章は「思考の単位」であり、正確かつ明瞭な文章を書くためには、思考が論理的にならざるを得ないからです。

 「文章力を鍛える。」これこそが応用の効く「プログラミング的思考」につながると考えます。

20170529「プログラミング的思考とは:赤堀侃司(ICT CONNECT 21会長・東京工業大学名誉教授)」(教育新聞) 

(前略)
プログラミング的思考とは、料理のように、目的があり、食材という要素があり、これを組み合わせ、防災教育のように、条件に応じて要素を変え、修正をするという思考方法である。文科省ではこれを、自分が意図する一連の活動(目的)、動きの組み合わせ(条件や命令)、組み合わせを改善(修正)、などを論理的に考えていく力と述べている。
プログラミング的思考は、このように教科を横断する論理的な能力なのである。

20170519「プログラミング的思考(論理的思考)って何?」(日経トレンディ)

 プログラミング教育で、よく出てくるキーワードが「プログラミング的思考」です。プログラミングに求められる思考は、主に5つの能力とされていて「抽象化する能力」「理解して分解する能力」「順序立てて考える能力」「分析する能力」「一般化する能力」になります。この5つの能力が、プログラミング教育において身につく能力になります。

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20170508「プログラミング教育「必修化」の期待と課題 スキル、思考力、世の仕組み、作る喜び…何を求めるか:首藤一幸」[全文](WEBRONZA)

 先立つ有識者会議は「プログラミング教育とは…『プログラミング的思考』などを育むこと」とまとめていました。この「プログラミング的思考」とは、以前からある「計算論的思考」(Computational Thinking)という言葉をわざわざ言い換えたもののように見えます。政府としては、新しい言葉を発明する方がなにか都合がよかったのでしょうか。

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20170216「「ついに見えてきた2020年の学校でのプログラミング教育」セミナーレポート プログラミング必修化、ICTの学習活用最下位の日本はどうすべきか?」(ASCII.jp)

 豊福氏は、プログラミング教育議論の「百家争鳴」は’90年代の情報教育論争の頃に似ているとして、さまざまな専門の人たちが自分達の流儀と教育像について理想を語っている状態を述べた。しかし、学校の教育は20年後の将来を見越して組み立てる必要がある。ビジュアルな環境がプログラミング人口を増やす一方、昔ながらのコーディング的な仕事はもっと限定されるだろう。何を目的としてどのような経験を与えるか、については結局、教育関係者が引き取って必死に考えるしか方法がないという。

 たとえば、「プログラミング的思考」という言葉が、文部科学省の審議会で使われた。実際的なコーディングの作法よりは、それに必要な論理的思考の方を重視する考えだ。これは、様々な専門家の原理主義やコーディング至上主義(現在主流のコーディング作法や知識を叩き込んでプログラムを書かせようとする立場)の人たちから学校教育を守るために作られた言葉だと豊福氏は指摘する。だとしたら、「プログラミング的思考」とは何かをきちんと問うべきではないかという。

20170424「プログラミング教育:朝日新聞掲載「キーワード」の解説」(コトバンク)

コンピューターに動きを指示するために使われるプログラムを学ぶ教育。技術を学ぶだけでなく、自分が求めることを実現するために必要な動作や記号を考え、組み合わせながら改善していく、論理的な「プログラミング的思考」を育むのが狙いとされている。新しい学習指導要領に盛り込まれ、小学校でも2020年度から必修化される。

20170115「「プログラミング的思考」について」(加藤直樹note) 

(略:「議論の取りまとめ」からの定義引用)
この定義のいくつかの単語を省略して,意図する活動を実現するための効率的・効果的な手順を論理的に考え出す力と読み取ると,「プログラミング」だけに限らない一般的な問題解決のための論理的思考力と解釈することができます.この解釈は「プログラミング教育」を非常に受け入れやすいものにするかと思います.

 しかし,この定義には「記号」という単語が含まれています.この「記号」についても明確な定義がないため,どのようにも解釈ができていますのですが,おそらくプログラミングを意識して残った単語なのではないのかなと思います.

 

「プログラミング教育」を教育課程の中に位置付ける背景として,

また、身近なものにコンピュータが内蔵され、プログラミングの働きにより生活の便利さや豊かさがもたらされていることについて理解し、そうしたプログラミングを、自分の意図した活動に活用していけるようにすることもますます重要になっている。(答申 p.38)

とあります.「プログラミング教育」で育む「プログラミング的思考」は,この背景のためということを忘れてはいけないと思います.つまり,一般的な論理的思考ではなく,問題解決のためにコンピュータを活用できるようにするための力として考える必要があると思います.

 ここをはずすとですね,わざわざ,ほとんどの先生が経験のないプログラミングをわざわざ教育課程,それも小学校の教育課程に入れる必要がないと思うんですよ.一般的な問題解決のための論理的思考力だったら,プログラミングを題材にしなくたってできるわけですからね.

20161208「テクノロジーの力を次の世代のために――プロのエンジニアもプログラミング教育に協力を」(@IT)

 「『プログラミング的思考』のベースには、コンピュテーショナルシンキングがあります。ただ、コンピュテーショナルシンキングと全く同じではありません。コンピュテーショナルシンキングには、プログラミング以外の分野も入ってきますが、そうした要素は減らしています。一方で、社会でどう役立つかといった倫理や道徳的な要素は加味されています。基本的には、全ての人が『プログラミング的思考』を備えることで、国全体が豊かになろうというスタンスです」

 全ての人が「プログラミング的思考」を備えることによって何が起こるか。利根川氏は、次のような未来に期待を寄せる。

 「プログラミングを学んだ人が全てプログラマーになる必要はないと思います。そうではなく、『プログラミング的思考』を備えることで、例えば、企業の経営者がシステムをよく理解できるようになったり、チェーン店の店長がコンピュータを使って分析ができるようになったりといった世界を目指そうとしています。逆の見方をすると、ITの現場がブラック化するような現状は、プログラマーではない人がプログラミングを知らな過ぎることが背景の1つにあるのではないでしょうか。『プログラミング的思考』を初等教育から取り組むことで、社会全体を良くしていこうということです」

20161201「プログラミング的思考力をどのように身に付けさせるか:永野和男」(教育zine)

 さて、この論議で出てきた「プログラミング的思考」とは、どのようなものか。プログラミングとは、機械に理解でき実行できる命令の範囲で、目的の仕事(作業)を自動的に順次に行わせる手順を考え、記述することと考えてよい。
(中略)
プログラミングするとしても、言語ではなく、具体的なシンボルや図といったものを媒介にする環境がなければ、小学生には理解できない。また、処理の結果も、一つひとつの命令に対応した動作が目で確認できるものでなければ、自分で誤りにも気が付けない。したがって変数を使って、計算をさせるプログラムやアルゴリズムの理解ではなく、プログラミングのもつ本質的な特性や考え方を、体験や実習を通して、徐々に身に付けていくという考え方が必要になる。これが「プログラミング的思考」の育成である。 

 

ここで重要なことは、同じロボット操作や、アニメの制作でも、その課題に含まれている要素により、「プログラミング的思考」につながる学習とそうではない学習に分かれるということである。プログラミングでは、目標とする動きをはっきりイメージしてから、それに向かってプログラミングをさせることが重要であり、いろいろな機能を使って創作的な動きを試してみるというだけでは、結果を予想し与えられた命令や条件で考えるという「プログラミング的思考」にはつながっていかない。一方で、自分で結果を見直し、自分で修正させる(デバッグ)十分な時間の確保も必要になるため、音楽や図工、体育などの表現活動の演習と連携して取り組むことも必要になると思われる。

20161006「プログラミング教育が目指すもの:堀田龍也」(教職ネットマガジン)

(前略)今回導入される、プログラミング教育は、プログラマー育成をするわけではありませんから。そこで文科省は、この教育を通じて身につける思考を「プログラミング的思考」と名付けました。つまりプログラムを学ぶのではなく、コンピュータを動かす体験を通じて思考方法を学ぶということです。

 自分のやりたいことを「記号」として分解し、そのひとつひとつをどう組み合わせれば自分の思っているとおりに動くか、を考えることが「プログラミング的思考」。この「記号」は、コンピュータの世界では一般に「命令」と呼ばれるものですが、小学校では命令よりも馴染みやすいと考えて「記号」としています。また、こうした思考法を、情報学の分野ではコンピュテーショナルシンキングというのだけれども、そこもあえて「プログラミング的思考」と呼んでいます。

20160915「「プログラミング教育」はICTを活用した新たな“学び”のシンボル――小学校で成功させるためのポイントと実践事例」(@IT)

 「プログラミング教育は論理的な思考力を養うのに役立つ」という文脈で、「国語・算数など従来の教科でも論理的な思考力や判断力を育んできたのではないか」という疑問を持つ人も多い。

 これについて松田氏は、「それだけではうまくいっていないのが現実です。だからこそ、『プログラミング教育』の必要性が叫ばれているのではないでしょうか。プログラミング教育は、従来教科の“形成的評価の場”として、重要な役割を担うことになるはずです。プログラミングの授業を通じて、論理的な思考力が育っているのかどうかを検証できる。そして、この結果を各教科での授業に生かすという相互作用の中で、効果的に論理的な思考力を育むことができます」と持論を展開する。

20160823「子どもだけではなく全ての日本国民にとってプログラミングが重要である、たった1つの理由」(@IT)

 だが、「プログラミング的思考」と「コンピュテーショナルシンキング」の定義が曖昧で、これについても議論が生まれている。「プログラミング的思考」を「論理的思考」とほぼ同義に捉えている人も少なくない。

 原田氏は、コンピュテーショナルシンキングの重要性については認めながらも、コンピュテーショナルシンキングは、コンピュータとは何かが分かってきた上で、身に付いていくものだとし、次のように主張する。

 「『コンピュータとは何か』という純粋にコンピュータを教える時間はコンピュータの専門家が年間で2時間ほど担当するだけで十分です。先生たちには、子どもと同じ目線で授業を受けてもらい、そこから各教科にどう役立てていけばよいのかを発見していただきたいですね」

20160811「小学校でプログラミング教育は必要か」(ビットコンサルティング)

小学校のプログラミング教育は、我々IT業界の人間が想定しているものとは異なる、という趣旨の記事に出会った。
実際、文部科学省のWebサイトの説明を読むとそのようなことが書かれている。小学校で教えるのは、IT業界の人間が考えるプログラミング教育ではなく、「プログラミング的思考」だと記されている。
また、「プログラミング的思考」には、各教科等で育まれる論理的・創造的な思考力が大きく関係している、とも書かれている。
そうなると、「プログラミング的思考」とはいったい何だろうか? という疑問が湧いてくる。
手続き型言語の設計で使う「フローチャートのようなもの」を想定しているのだろうか?
そうだとすると、これは演繹法と同じ類の思考法であり、論理的思考法のなかの1形態だと考えられる。フローチャートのようなシーケンシャルな思考法は、それはそれで重要なのかもしれないが、私たちは実生活の中で、もっと複雑な手続きを行っている。
例えば、料理がそれである。
料理を作るとき、私たちは材料をそろえて手順通りに調理を進める(手順通りに調理しないと失敗することがある)。
トマトのスパゲッティを調理する場面を考えてみよう。
水を沸かしてスパゲッティを茹でる。茹でている間に、ニンニクを刻み、トマトを刻み、そして炒める・・・・
調理手順は必ずしもシーケンシャルではない。スパゲッティが茹で上がるまでに他の調理を進める。手慣れた人なら、その間に別の料理(例えばサラダ)を作ることも可能だろう。
つまり、私たちは複数の作業を並列して進めることができる。作業を並列に進めることで効率的に調理ができる(時間を有効に使える)わけである。
これはコンピューターでいえば並列処理である。
このように考えると、「プログラミング的思考」などという新しい概念を持ち出すよりも、料理の手順を子供たちが工夫して考えるような教育を行なった方が、はるかに有益で実用的な気がしてくるのである。

20160801「コンピュータを使わないアンプラグドな体験と容易にできるプログラミング環境があれば、小学生も教師も楽しく学べる」(@IT)

 「プログラミング的思考」について定義があいまいで整理されていないことで「コンピュテーショナルシンキングでいいのでは」という議論を呼んでいる。この点について、兼宗氏も「いろいろな人から質問されることが多かったが1週間くらいで沈静化した」と話す。

 「プログラミング的思考の方は、ソースコードを書くというイメージが強いです。一方で、コンピュテーショナルシンキングは、CSアンプラグドやプログラミングも含めて、コンピュータ科学の考え方で、社会で起こる事象や物事を整理して考えていくことと理解しています。

 ただ、その辺りの言葉の定義はあまり心配しなくてもいいかなと思っています。そのうちに、きちんと定義してくれるのではないでしょうか。教育の方針については議論が一段落しましたので、われわれ技術者、科学者としては、自分たちにしかできない良いツールを作ったり、アンプラグドのような良い教材を考えたりということに特化した方がいい。そうした役割分担の中でコンピュータ教育を進めていくことを期待しています」

 「プログラミング的思考」の定義があいまいで議論を呼んでいる文部科学省の発表だが、「アンプラグド」の観点を取り入れていることには一定の評価を得ている。

20160715「小学校で必要な「プログラミング的思考」とは何か?:冷泉彰彦」(Newsweek)

(前略)この有識者会議では興味深い議論がされています。

 ですが、一つ非常に気になる点がありました。

 それは「小学校で筆算を学習するということは、計算の手続きを一つ一つのステップに分解し、記憶し反復し、それぞれの過程を確実にこなしていくということであり、これは、プログラミングの一つ一つの要素に対応する。つまり、筆算の学習は、プログラミング的思考の素地を体験していることであり、プログラミングを用いずに計算を行うことが、プログラミング的思考につながっていく」という部分です。

 指摘としては正しいと思います。アメリカで教育活動を行っている私は、アメリカの算数・数学教育が、基礎的な概念が入るとすぐに先へ進んでしまい、中高では関数電卓に頼ってしまうなど、筆算による計算力を鍛えるという発想がないのは困ったものだと思っているからです。日本の教育において筆算を重視することはいいことですし、それが「プログラミング的思考」につながるというのも正しいと思います。

 問題は「小学校段階の筆算」です。筆算だけでなく、筆算重視を中心とした「小学校の算数」には問題が大ありだと思います。要するに「プログラミング的思考」の逆をやっているからです。

20160708「プログラミング的思考とは何か?もっともシンプルな答え」(探究型プログラミング学習(探プロ))

最近話題のプログラミング的思考とはなにか?
に答えてみたいと思います。

 私が普段のワークショップで子どもたちに説明している言葉を使って説明します。

プログラムとは、命令の集まりである。
そして、プログラムをコンピュータが分かるように作ることがプログラミングである。

なので
これを実現するために必要な思考をプログラミング的思考と呼びます。
だから、記事にあるように
プログラミング的思考とは、コンピュータに仕事をさせるための思考である
というのは当たり前の解釈だと思うんですよね。

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20160630「「プログラミング」と「プログラミング的思考」の違いを、分かったつもりになれるヒント」(上杉周作)

この「コンピュテーショナル・シンキング」は文科省の用語「プログラミング的思考」と置き換えて問題ありません。よって、プログラミング的思考とは、コンピューターが問題を解きやすいように、問題の正しい見方をすることだと言えます。

(追記: 有識者会議の資料には、「プログラミング的思考とは、いわゆる『コンピュテーショナル・シンキング』の考え方を踏まえつつ、プログラミングと論理的思考との関係を整理しながら提言された定義である」と、ふたつの概念は微妙に違うように書かれていますが、定義を必要以上に複雑にしているだけなので、無視して構わないと思います。)

20160526「子どもたちにテクノロジーへのドアを開こう。プログラマー的思考法を学べる絵本の著者・リンダさんの想い」(CodeZine)

鳥井:104ページにロボットがお風呂に入る問題があり、そこではロボットが何をし忘れているかを考えます。

 フィンランドやアメリカの場合は、ロボットはお風呂に入って体を洗い、お風呂を出るという順番で文章が並んでいます。ですから、答えは「お風呂のお湯を止め忘れている」ということなんですが、日本では別の答えになってしまいますよね。「Get into the bath(お風呂に入る)」は「湯船に入る」ことになるので、答えが「お風呂を出てから体を洗う」となってしまうんです(笑)。この問題はどうしよう、とけっこう悩みました。日本版では空欄を入れることで、お湯を止めるという答えを出しやすくなっています。

 

――翻訳に文化的な違いが表れるとのことですが、ワークショップでの子どもたちの反応はいかがですか? 日本でもすでに開催されていらっしゃいますよね。

リンダ:何回か開催していますが、日本の子どもたちにはルールにもとづいて考える姿勢があることに驚きました。フィンランドだと、物事に対処するときには型にはめず、オープンにやらせる傾向があります。なので、子どもたちに「紙でPCを作って」とお願いするとき、フィンランドだと「はいどうぞ」とスタートしてあとは任せてしまいます。ですが、日本だと「まずこれをこうして……」とルールと手順をきちんと伝えていくアプローチが必要です。この違いに驚いたんですね。

 本書でも、プログラミングは問題を細分化する手順だと説明していますので、日本の子どもたちはほかの国の子どもたちよりもプログラミングに親しみを持ちやすいかもしれません。

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20170720「【ブックレビュー】2020年度から必修化! 小学校の「プログラミング教育」について知りたいことがわかる本」(MAMApicks)

20170718「プログラミング教育なんてやっている場合ではない――高校までに必要な本当の学力」(EdTechZine)

20170718「プログラミング学習」(ウチダテクノ)

20170714「新指導要領解説からプログラミング教育を読む」(佐藤正範の錆  Masanori Sato’s Page)

20170712「子どもが学ぶ前に。ママでもできる「プログラミング思考」のレッスン」(ママノート)

20170710「プログラミング思考体験」(共生型福祉施設 なのはなサポートセンターニュース)

20170706「物語は学びにコンテキストを与える――『ルビィのぼうけん』の著者、リンダ・リウカス氏と小学校の先生によるアンプラグド教育の実践セミナー」(EdTechZine)

20170705「プログラミング教育は最初が肝心:豊福晋平」(i-learn.jp)

20170705「第5回教育における情報化に関する研究会を実施しました」(東北文教大学)

20170703「総務省が実施する「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」新規プロジェクトに参画する19団体の取り組み」(EdTechZine)

20170701「(旬ネタ!!)プログラミング的思考 お孫さんにいかが」(朝日新聞)

20170629「プログラミング的思考について学ぶ」(なだてっ子通信)

20170627「プログラミング教育の議論から着想した色々」(ふたばの日記)

20170626「さぁプログラミング教育を考えよう」(加藤直樹note) 

20170626「さまざまな視点から語られた、プログラミング教育における「教材開発」と「メンター育成」のポイント――総務省「教育の情報化」フォーラムで行われたパネルディスカッションより」(EdTechZine)

20170620「プログラマー的思考法を学ぶための『ルビィのぼうけん』ワークショップで、子どもたちが輝いていた」(EdTechZine)

20170615「「世界では学校が変わってきた!」上松恵理子さんインタビュー」(ASCII.jp)

20170611「プログラミング歴1年の人が考えるプログラミング「的思考」」(Sakyo Yuto)

20170606「脳科学者が教える「賢い子」に育てる方法  ~プログラミングは論理的思考を養うか:脳科学者 細田千尋」(Gakken Tech Program)

20170606「【レポート】これならできる小学校のプログラミング~プログラミングで学ぶ教科の学習~@教育ITソリューションEXPO(EDIX)」(教育ICTリサーチ)

20170604「プログラミング教育が目指すもの ~本当に必要な教育内容や体制とは」(キミのミライ発見)

20170601「CANVASと共催のシンポジウム「プログラミングで育成する資質・能力」を開催」(Benesseのプログラミング教育情報)

20170529「ICT・プログラミング教育、なぜ重要?」(ベネッセ教育情報サイト)

20170526「みんなのコード、プログラミング教育をヒトとモノで支援――指導者養成塾とオンライン教材「プログル」」(EdTechZine)

20170521「プログラミング教育にはどの言語がよいのか?」(こんにちはプログラミング)

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20170414「プログラミング教育と論理的思考」(crossroads)

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201704「実践レポート「why!?プログラミング」で筋道を立てて考える力を高める」(NHK for School)

20170331「大阪市プログラミング教育推進事業について」(大阪市)

20170328「プログラミングを用いた授業づくりに向けて:「小学校からのプログラミング教育について考える」シンポジウム実施を通じて:遠山紗矢香」(静岡大学)

20170323「プログラミング的思考とは何か?論理的思考が身につくというトラップ?」(システム開発の現場で困ったときの思考法)

20170310「子どものうちからプログラミング思考を学ぶ!4つのメリット」(こどものミライ)

20170307「知っておきたい必修化の目的は、プログラミング的思考の育成」(初心者OK!こどもプログラミング)

20170306「中高生が夢中に! プログラミング・ITキャンプ(上)有名大学のキャンパスを舞台に、iPhoneアプリ開発、ゲーム、webなどを学ぶ」(日経DUAL)

20170302「プログラミングの経験は役に立つ 〜 論理的思考と抽象化思考の応用:倉貫義人」(SocialChange)

20170301「コンピュテーショナル・シンキングについて」(りん研究室)

20170217「先生の試行錯誤が「プログラミング学習」の質を高める 京陽小学校」(ベネッセ教育総合研究所)

20170217「新見市立思誠小がプログラミング的思考を育てる理科の授業」(ICT教育ニュース)

20170215「次期学習指導要領とプログラミング教育」(加藤直樹note) 

20170215「意外と知らない”プログラミング教育”(vol.2)」(学びの場.com)

20170208「「独創性」はどう育まれるか プログラミング教育の重要性の認識を:TOSS代表・向山洋一」(産経ニュース)

20170201「意外と知らない”プログラミング教育”(vol.1)」(学びの場.com)

20170126「人工知能の時代が来てもプログラミングが必要である理由」(ASCII.jp)

20170126「楽しく学べる 松田式プログラミング学習帳 第2回 実践編 さあ、プログラミング授業を始めよう」(東芝)

20170125「『作ることで学ぶ』はSTEM・プログラミング教育必携の書 【『作ることで学ぶ』翻訳者、酒匂寛氏 インタビュー 1/5 】」(CURIOUS)

20170123「先進校の事例に学ぶ「プログラミング教育」新時代到来!」(CHIeru.WebMagazine)

20170119「小学校でのプログラミング教育「不要」とみる教育関係者も、現場に温度差」(INTERNET Watch)

20170116「教えて!ICTのA to Z 第2回「プログラミングって何?どう教えるの?」」(DiS教育ICTソリューション)

20170106「次期学習指導要領を見据えて これからの情報活用能力:鹿野利春」(学校とICT)

2017「主体的・協働的な問題解決における論理的思考力の育成:中村めぐみ」(東書教育賞)

2017「21世紀を切り拓くプログラミング的思考」(ビジネス・ブレークスルー・チャンネル)

20161222「文系にプログラミングが必要な本質的な理由大人の悩みにも「9歳の壁」にも役に立つ」(東洋経済オンライン)

20161220「2020年からプログラミングが小学校の必修科目になる?!」(NAVERまとめ)

20161216「プログラミング教育の必修化に慌てていませんか?」(働くママのお役に立ちたい!)

20161208「テクノロジーの力を次の世代のために――プロのエンジニアもプログラミング教育に協力を」(@IT)

20161204「プログラミング学習を、子供のために、親が今すぐ始めると良い3つの理由」(IT企画研究所)

20161119「「読書」で広げる「プログラミング的思考」」(パソコン教室ふじせ)

20161108「コンピュテーショナル・シンキングはどこにでも – 書評「マンガでやさしくわかるプログラミングの基本」」(晴読雨読@エンジニアライフ)

20161028「プログラミング教育で論理的思考力を育てるとはどういうことか?」(Timeless Education)

20161028「プログラミングで論理的思考が身につく?文部科学省の「プログラミン」を親子でやってみよう!」(mamari)

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20161025「小学生がロボット! 中学生がニューラルネット!? 「第一回全国小中学生プログラミング大会」発表」(ASCII.jp)

20161014「楽しく学べる 松田式プログラミング学習帳 第1回 準備編 プログラミングの授業ってなぁに?」(東芝)

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20161002「論理的思考の向上を目指さないプログラミング教育」(ビスケット開発室)

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20160801「非常に面白い小学校のプログラミング必修化論争」(情報処理技術者試験の合格記録)

20160719「子ども向けプログラミング教育:はやり言葉辞典」(STUDY HACKER)

20160717「プログラミング教育 小学校に必要か」(日経新聞)

20160714「プログラミングは論理的思考力と本当に関係しているのか?」(かながわグローバルIT研究所)

20160708「文科省の言うプログラミング的思考」(ニュースの社会科学的な裏側)

20160706「小学生のプログラミング教育は、プログラミングから目をそらしてはいけない!」(未来の普通:たまに馬車目線付き)

20160619「社説:プログラミング教育への注文」(日経新聞)

20160606「【書評】『ルビィのぼうけん』 ――「プログラミング思考」に真正面から取り組んだ意欲的な絵本」(MAMApicks)

201606「情報教育/プログラミング教育はコンピュテーショナルシンキングとメイキングがキーワードみたいかな?」(太田剛)

20160526「子どもたちにテクノロジーへのドアを開こう。プログラマー的思考法を学べる絵本の著者・リンダさんの想い」(CodeZine)

20160519「計算論的思考 (Computational Thinking) という21世紀のリテラシー」(Hideto Ishibashi)

20160516「バズワードになりかけているComputational Thinkingについて…ツイート」(Twitter)

20170507「プログラミング教育における使用言語・環境について」(佐藤正範の錆  Masanori Sato’s Page)

201605「小学校のプログラミング教育」(ビットコンサルティング)

20160429「小学校で必修化!プログラミング教育で養う事ができる力について。」(佐藤正範の錆  Masanori Sato’s Page)

20160413「プログラミングを教えるのを止めて、コンピューター的思考を教えよう」(Make:)

201604「プログラミング教育/学習の理念・特質・目標」(『情報処理』Vol.57)

20160106「小学校低学年へのプログラミング教育には効果がないと考えたほうがいい」(はてなダイアリー)

2016「諸外国のプログラミング教育を含む情報教育カリキュラムに関する調査:太田剛・森本容介・加藤浩」(『日本教育工学会論文誌』)

20151023「子どもにプログラミングを学ばせる真の意義 根本にあるのは、親たちの切なる願いだ」(東洋経済オンライン)

20150717「子ども向けのプログラミング言語って?」(MAMApicks)

20150424「プログラミング教育を語る前に考えてみたいこと」(Credo)

20150329「コンピューテーショナル・シンキングとは?」(クーリエ・ジャポン)

20150323「プログラミング力と論理的思考力との相関に関する分析」(情報処理学会・研究報告デジタルドキュメント)

20141204「プログラマーに向いている人とそうでない人」(アーキテクチャをスマートに。)

20140415「世の中にはプログラミング的思考を学べる場所がもっと必要」(高見知英のかいはつにっし(β))

201404「韓国の情報教育 ─官民挙げた情報化・ICT 人材育成の取り組み─」(『情報処理』)

20130611「ベネッセとMITメディアラボのタッグでプログラミング教育、社会に貢献できる人材を育てたい」(ITpro)

20130529「料理もプログラミングも、「論理的思考」が大事!」(ロフトワーク)

20130520「教育向けプログラミング環境「スクラッチ」のイベント、600人が参加」(ITpro)

20130127「「すべての人がプログラミングを学ぶべき」—米MIT教授が三鷹市の小学生に伝授」(ITpro)

20121007「広義のプログラミング」(Island Life)

20120517「60%の人間はプログラミングの素質がない」(本の虫)

2012「New frameworks for studying and assessing the development of computational thinking」(Karen Brennan & Mitchel Resnick)

20090707「プログラミングできる人とできない人との間の深い溝」(翡翠はコンピュータに卵を生むか)

20070918「プログラマ的思考が人生を駄目にする?」(Geekなページ)

200605「計算論的思考 コンピュテーショナル・シンキング Computational Thinking」(Jeannette M. Wing 周以真)

200503「プログラミングを通して学ぶ「論理的な思考力と問題解決能力」:聖心女子大学教授 永野和男」(CUBE LAND) 

ジュニア・プログラミング検定」(サーティファイ)

すべての子どもたちに、プログラミング教育を」(プログラミング教育普及プロジェクト)

「プログラミング」を考える」(Z会)

G7 Programming Learning Summit」(早稲田大学)

教育とプログラミング」(catch.jp-wiki)

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