研究日。
大学院担当者と院生との顔合わせがあった。新たな院生が一人なので少し寂しいが,その分,やりたいことをしっかりと支援できるという側面もある。担当する授業は一つだけだが,一緒にいろいろ学べればと思う。
研究日。
大学院担当者と院生との顔合わせがあった。新たな院生が一人なので少し寂しいが,その分,やりたいことをしっかりと支援できるという側面もある。担当する授業は一つだけだが,一緒にいろいろ学べればと思う。
前期授業開始。
さっそく新入生たちの情報処理の授業がスタートした。いまやクラウドアカウントがなければ,情報処理系授業は成り立たない時代だ。GSuiteによる大学メールアカウントの使い方についてガイダンスしながら,Google Classroomへの登録など下準備をする。
系列の小学校にプログラミング教育に関するレクチャーをした際に使用したスライドを公開したところ,まあまあ好評でいろんな方に参照していただいた。手際よくまとめたところがよかったようだ。
一方,ちょうど東京都の教職員研修センターの紀要に掲載された論稿が,ICTを使わないプログラミング教育という大胆なテーマ選択をしたことが話題になっていたこともあり,プログラミング教育に関するつぶやきが増えていた。東京という影響力が小さくない土地からの発信であるがゆえに,その選択テーマや辞令内容に懸念が走っていた。
研究をまとめた側にしてみると,現実的な問題として「ICTが使えない」現場のための方策を考えておきたいと意図したのかも知れないし,暗中模索して力及んだ結果があのような定義や事例だったことを本人たちも納得していないかも知れない。文部科学省から助言を受けていたにしては…と思うものの,まだまだプログラミング教育に関しては意見を交わしながら私たちの理解を深めないといけないと思った。
林向達「プログラミング教育? 前提からの理解」(20190404)
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同じ学園に属する小学校に校内研修の講師として呼ばれました。
プログラミング教育について話して欲しいというご依頼でしたので,手際よくご紹介するためのスライドを作りました。文部科学省が進めている方向性を前向きに解釈しつつ,論理的思考に関しては「演繹」「帰納」「仮説形成」の3つで考える提案を盛り込んだものとなりました。
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作成者である私の基本スタンスは,プログラミングよりもコンピューティング(コンピュータ技術が関わる領域)を学ぶ方向に発展することです。
そのため,このスライドで,プログラミング教育なら万事OKであると伝えたいわけではありません。それは「プログラミング的思考」なる言葉を参考資料内の引用部分以外使っていないことでも表しているつもりです。
それでも,実際の小学校の先生たちのシチュエーションに寄り添えば,学習指導要領やその周辺がプログラミング教育として推進しようとしている動きを無視して何かを語っても,現場の取り組みを後ろ立ててくれるものにならないと感じるだけです。
今回のスライドが「プログラミング教育」をフォーカスしているのは,想定している聴衆がそうした文脈を入り口にいま起こっていることを学ぼうとしているからにすぎません。
その上で,「プログラミング的思考」という言葉を殺しながら,この文脈で目指したい論理的思考を踏み台にして,「コンピューティング」という捉え方へとつなげていく「プログラミング」活動を模索するというのが私が選択している道筋です。
このスライドが,頭でっかちに受け取られてしまうのも,その辺の面倒くさい気の回し方が鼻についてしまうからかも知れません。
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このスライドを再利用されることについて,特に制限はありません。学習や研修,研究において役立てていただけるのであれば,ご自由にシェアしてください。
平場で,いろんな議論が起こることを望んでいます。
会議日。
年度初めは確認事項が多い。新入生宿泊セミナーという行事が今月中に予定されているが,準備する側では,早くも来年度の宿泊セミナーの場所確保などの話が進められている。
新入生たちはオリエンテーションが始まり,診断テストやらサークル紹介など。
その他,学生面談であれこれ相談事。
職場である大学で入学式。
今年も新入生たちがやってきました。とはいえ,直接の担当ではないこともあって,接するのは授業が始まってからになりそう。まだ顔と名前も知らぬ状態ですから,これからゆっくりと出会うことにしましょう。
その後はひたすら新年度最初の会議。
今年度の学科運営の方針確認と在学生たちの現状把握などをしていました。