日本教育工学会 SIG活動 成果物 2015

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SIG-04 教育の情報化

 学校の情報設備環境を整備するための指針「整備ガイドライン

SIG-05 ゲーム学習・オープンエデュケーション

 ゲーム学習とオープンエデュケーションの研究動向と研究リソース「SIG-05レポート2015

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 日本教育工学会(JSET)は,2014年度からSpecial Interest Group(SIG)という活動形態を始めました。

 学会という場所は,人々が集まって多様なテーマを追いかけている場なので,これまでも学会大会で「課題研究」という形の特定テーマについて束ねて発表をする機会が設けられていました。そうすることで旬な研究テーマについていろんな研究を求めていくことができるというわけです。

 とはいえ,1年1回の学会大会の場が軸になったのでは,この目まぐるしい速度の時代に対応するのも難しくなってきたことも事実で,もう少し柔軟な研究活動形態が求められていたということになります。そのためのJSETにおける一つの提案が「現代的教育課題に対するSIG 」という活動でした。

 JSETのSIGは6つでスタートし,今年新たなものが加わって全部で11のSIGになりました。

 先行したSIGではすでに様々な活動が行なわれ,活動記録は学会のホームページ「SIG活動」にも掲載されています。

 いくつかのSIGは成果物という形も出してはいるのですが,学会のホームページに掲載するということになると,その辺はまだ事務手続きの世界が残っているため,2015年10月3日現在でも掲載されていないというのが実情。そこから脱して動くのがSIG活動の意義ですから,実際のところはソーシャルメディアなどを経由して公表されていたりします。

 ここでは,2015年9月にあった学会大会で紹介された2つの成果物を掲載します。また,日本教育工学会では「日本教育工学会倫理綱領」を定め掲載しました。