名古屋に滞在していることや,以前も参加したことがあったので,ちょうど名古屋文理大学で開かれるモバイル学会に参加してみることにしました。
何しろ今回は「大学教育におけるiPad導入」の大特集なので無視できませんでした。
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パネルディスカッション「教育の情報化とソーシャルラーニング」は,なかなかバラエティに富んだパネリストが揃い,そのバラエティさが大変面白かったです。
あんまりバラエティ過ぎて,議論事態収拾がつかなくなりそうでしたが,私も質問をしたりしてそれぞれの方の返答を興味深く聞かせていただきました。
「教育の情報化3.0」というバージョンナンバーは,以前のエントリーで私が勝手に披露したものですが,そこで注目した「履歴」というものが,今回のディスカッションのテーマについても大きく関係するのではないかと質問しました。
パネリストの1人であるキャスタリアの山脇さんは「うちの会社は世界中の学習履歴を収集するのを目標としている」なんて壮大なビジョンを披露したり,青山学院大学の伊藤先生もビッグデータに関する研究がこれから大事と考えているようです。
一人ひとりのライフログ,ラーニングログを記録するのにモバイルデバイスは大変重要なツールだと考えると,モバイル学会でこの話題が議論されることはなかなか興味深いのではないかと思いました。
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懇親会にも出席させていただき,パネリストの方や学生さん達といろいろおしゃべりして楽しく過ごしました。