皆様,2011年もお世話になりました。
教育と情報の過去・現在・未来を見通したい本研究室にとって,2011年は国の教育情報化事業に関わる中での幕開け,慌ただしいものでした。
3月には,東京への出張中に東日本大震災に遭遇し,他人事ではない中でその後の日々を過ごしたことが最も大きかったのかも知れません。
大きな事態は,隠れていたものを露にしてくれることもあり,必要な決断がなされないことに大きな戸惑いを感じることも少なくありませんでした。
そして年末,常々取り組みたいと願っていた教育情報化の歴史探究を始めようと決意したのでした。
現在と未来を照らすための過去を紐解く時期が来たようにも思ったからです。
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2012年のことは正直わかりません。
集めた資料と向き合いながらも,縦横無尽に動き回ろうと考えています。
皆様にとって2012年がよい年でありますように。
2011年12月末
林向達