日曜日の東京大学・福武ホールにお邪魔して「教育の情報化」に関するインタビューを受けました。「Beating」というメールマガジンの取材としてです。
実は出身研究室の後輩達がインタビューアだったので、先輩後輩のご対面という感じで始まり、「教育の情報化」の世界の入門講座のような調子でお話しをしました。
インタビューのテーマは「いまどきのミレニアムキッズ」というものなので,本題はフューチャースクールな推進事業における児童生徒や先生達の様子をご紹介することでした。
しかし,そういった取組みの様子が,どのような積み重ねの上にあり、今後どうなっていくのかを理解するには,歴史的なお話しも不可欠です。
あらかじめ,先日公表した「教育情報化年表」を準備していたので、要所要所で歴史的な事項を踏まえながらお話をして,まあ,いかに日本の教育の情報化が不連続で積み上がっていないかを語ることにもなりました。
とにかく,縦横無尽に語り続けていたら,同席のメールマガジン責任者のTさんが次のスケジュールのため時間切れ。3時間しゃべっても終わる気配がありませんでしたが,とにかく一区切りつけることになりました。
それまでも教育の情報化には関心を向けて関わっていたものの、フューチュースクール推進事業に関わってからの3年弱の間に知ったことや経験したことは本当にたくさんありましたから、3時間でもまだ足りないくらい。
とにもかくにも,見聞きして知ったことをなるべく共有できればと思っているところですが,はやく何もかも吐き出してのんびり資料漁りをしたいものです。
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インタビュー後は,古巣の研究室にお邪魔して雑談しながら延長戦。あらためて後輩達を夕食に誘って,昔話やそれぞれ取り組んでいる研究のことなど楽しくおしゃべりしました。時間というのは本当に過ぎるのが速いですね。