研究日で職場から外部へお仕事。
外部助言活動のニーズは多いけれど,私は小難しいことしか言わない語らないので次から声がかからなくなることと,あれこれ辞退をさせていただいたこともあって,今のところ出入りしているのは2つの自治体だけ。あまのじゃくは分かっているが,そうしないとすぐにキャパシティオーバーする。
最近は大学教員の出張が快く思われないご時世で,職場に留まって授業や学生対応,校務等を優先する職務専念義務をきつく唱えられている。私もそれがあって,国のお仕事や学会のお仕事の断れそうなものを断った。世間的にはすっかり無礼者になったけれど…。
たまに外部へ出かけると,新しい情報や現場の事情に接することができるし,大きな書店に寄っていろんな書籍を漁って持ち帰る。そうして得た知識や情報を授業や学生指導に生かす循環が,自分自身を更新する大事な機会となる。
それで,寄り道した書店の保育関連図書の棚がモンテッソーリ教育関連の複数新刊で賑やかであることにビックリした。
保育原理の授業で「フレーベル」「モンテッソーリ」「シュタイナー」「レッジョ・エミリア」の4つを学生たちに分担して調べ学習してもらうプロジェクトを走らせているが,それぞれの関連文献がどれだけあるのか気になっていたところ。
モンテッソーリがそんな賑やかになっていて,次にシュタイナー関連が目立ち,数は少ないながらもレッジョ・エミリア関連がちらほらある。心配なのはフレーベルで,わりと地味な雰囲気なので大丈夫かなと心配だ。とはいえ,学生たちがきっといろいろ探し出してくれると期待もしている。
というわけで授業準備のための周辺資料の購入でまた散財。