20181015_Mon

頭痛から脱出するためじっとする。

今週末は出張なので,そのための準備をしたいが,頭痛のため考える作業ははかどらない。その代わり,新しいツールを使い始めることにした。

マークダウン記法というものがあって,文字列記号を使ってテキストを装飾することができる。たとえば見出しになる文の文頭に「#」記号をつけたり,箇条書きの最初に「-」を挿入するといったルールで情報をテキスト情報を整形していくわけだ。

ワープロソフトなどで,箇条書き設定やら太文字設定やらをわざわざ操作して見た目の装飾を施すのと違い,マークダウン記法だと決まった文字列記号をそのまま打ち込めばいいので,入力時の煩わしさが少ないというのがメリット。ただし,編集中は記号を添えたテキスト状態なので,見た目がレイアウトされておらず,慣れない人には有り難みがなかなか感じられない方法でもある。

その代わり,編集はプレーンなテキストデータを扱うだけなので,好きなエディタソフトやアプリで入力・編集ができる。その汎用性の高さを好む人も一定程度いるというわけである。

そのマークダウン記法で入力されたテキストをスライド形式にレイアウトしてくれるというソフトがある。「Marp」(Markdown Presentation Writer)はその一つ。

個人的にはKeynoteとかGoogle Slideとか,シンプルなソフトを使ってスライド作成する機会は多かったけれども,頭痛の中での作業だと,見た目のことを考えずに淡々と内容を入力するくらいしかできない。今まさにそんなシチュエーションだったので,このMarpとか,Mac用だと「Deckset」といったアプリを利用する絶好の機会がやってきたわけである。

…とツールを品定めして終わった。