総務省・フューチャースクール推進事業は2010年度から小学校で,2011年度から中学校と特別支援学校で3年間の事業としてスタートしました。
そして3年が経過しようとしています。
本日(2/6)徳島の実証校である東みよし町立足代小学校で第4回地域協議会がありました。事業に関連した催事としては最後であり「フューチャースクール実証校」としての役割を終える儀式でもありました。
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ありとあらゆる関係者が大挙して挨拶回りに訪れ慌ただしかった事業開始時に比べると,四国総合通信局と総務省と担当事業者が出席する地域協議会は静かに穏やかに進み,その落差に複雑な気持ちも生まれます。
もっとも終わりが賑やかであればいいということでもないし,当初から事業目的は,実証実践をもとに環境整備に関するガイドラインを作成することだったのですから,目的を達成すればその他は速やかに撤退するのも当然のこと。
むしろ,子ども達や学校教育への配慮として縮小環境を残せるようにしたことは,総務省事業としては格別の配慮だったのかも知れません。もちろん予算なんかありませんから,どこかで泣いている人がいるわけですけれども。
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正式には年度末まで事業は続いているわけですが,これで私の役目も終わります。国の事業に関わって,いろいろな経験をし学びました。とにもかくにもたくさんの方々にお世話になりましたこと,感謝いたします。