研究室の段ボール整理。
スチール書棚を追加し,引越用段ボールに入ったままの文献資料を取り出したものの,まだ段ボールは残っている。中身を確認して廃棄作業に取りかかる。
旧い教育関係の新聞が溜まっているので,興味深いIT/ICT関連記事が掲載されている号を除くために駆け足で紙面を参照する。ちょうど10年くらい前のものだが,あまり進展が感じられない内容も多く,日本の教育の不易の安定性に呆れを通り越して感心すらしてしまう。
そんなタイミングに,職場にもかかわらず新聞勧誘がやってきて,新聞紙を捨てようとしていた場で,流通関係の新聞紙を契約することになってしまった。一生懸命に可哀想な新聞社営業マンを演じていたのと,こちらもネットで新聞記事を活用させてもらっている後ろめたさもあり,3ヶ月だけの限定講読のボランティア。けれども,こんな勧誘するなら,これ以降は二度と新聞講読しないことを心に誓う。
学生たちがプログラミング体験活動。
児童研究という時間帯が確保されていて,学生たちの自主活動に充てられている。ある活動グループがプログラミング体験をしたいというので,iPadやSpheroとMESHを貸し出し。
あらためてSphero(ボール型ロボット)の掴みの強さを感じた。まずはリモートコントロールで自由自在に動かす体験で楽しんでから,設定されたゴールにプログラミングしたコードで到達する課題に挑戦する流れ。
使っているのがSphero miniということもあり,フローリングでは移動中のスリップも多くて,同じプログラミングコードでも毎回の動作結果が一致しないことがある。それも込みで楽しく試行錯誤していたが,教育となるとここからどう活動をデザインするかは課題かも知れない。
MESHは傾き/振動センサーとジェンガを組み合わせてゲームを楽しんでいた。こちらはセンサーをどのように組み合わせるのかで多様な活動デザインが可能だと思う。ジェンガ・ゲームに組み合わせるというのは,なかなか楽しいと思った。
今回は,プログラミングに抵抗感をいだく後輩学生たちに興味関心を持ってもらうための活動だったので,難しいことは考えるべきではないが,こうした導入からもう一歩先へ進むための道筋を考えることはとても大事だと思う。