20190118_Fri Windowsな憂鬱

センター試験準備日のため全休講。

研究室仕事と会議など。

不調だったRaspberry Piのシステム環境も整ったので,同じく不調になっていたWindowsマシンを補修しようと取りかかった。いつもWindowsにネガティブな態度を取っているわけではなく,ちゃんと動いてくれる分にはWindows環境も悪くはないと思っている。そう思うためにもWindowsをちゃんと動かせるようにしたい。

どうせならしっかりとしたWindowsマシンを購入してはどうだろうとも考えた。

macOS上のエミュレーターで動作させて使えているとはいえ,それではWindowsの真価を発揮させていないともいえる。文句ないWindowsマシンを研究室に一台くらい配備してはどうか。

最初はマウスコンピュータが頭に浮かんだ。

なんだかんだいって,あのCMシリーズは好きだ。ノリでいいからCM公開記念の限定モデルを購入してみてはどうだろうと考えたことは何度もある。私のようなユーザーがWindowsマシン購入にお金を出すためには「ノリ」が必要なのだ。

しかし,よくよく吟味してみると,限定モデルの言葉ほどにはお得ではないかも知れない。

いや,お得なのかも知れないが,他の通常モデルと比べてみてもそれほど魅力的とは言えない気もする。そんなことを考え始めるとお安い買い物は期待しない方がいいってことにもなる。

だったら日本マイクロソフトのSurfaceシリーズを選んでみたらどうだろうか。

なんだかんだとOSを作っている会社のマシンである。リンゴに対抗するならこれくらいで攻めた方が言い訳する余地を与えなくてよいかも知れない。

と思ってSurfaceのWebサイトを眺めて検討をしていたが,しばらくして「ん?この方向性が欲しいならリンゴでよくない?」というちゃぶ台をひっくり返すような意識が芽生えて,Windowsマシンの新規購入気分はあえなく撃沈してしまったのであった。

それで,以前にノリでセット購入してしまった「一太郎発売記念 Keyboard PC Limited Edition」が,Windows10アップデートの不具合で動作不能になっていたのを補修しようということにしたわけである。

最初のうちは研究室唯一のリアルWindowsマシンとして動作していたのだが,度重なるWindowsの大型アップデートと,もともとひ弱な記憶容量が引き金となって,アップデート失敗と修復の失敗で沈黙。しかもWindowsの修復ディスクといった付属品もなく,マシン内部のライセンス情報も喪失して,メーカー修理しか道が無くなってしまった。

もともとテックウインド社の「キーボードPCII」をベースに企画されたものだが,限定モデルだからサポートもJustShopでまずは受け付けるかも知れない。その辺のことが明確に説明された文書がないので,結局放ったらかしになっていた。

修理問い合わせの前に,Windows10の再インストールを試みる。まずは8G以上のUSBメモリを確保して,Windows10ダウンロードサイトにアクセスする。

ところが,macOS等から開くとISOイメージダウンロードサイトが開いてしまう。最初はこの違いに気がつかずそのままISOイメージをダウンロードしてUSBメモリに書き込もうとした。しかし,それだとうまくいかなかった。

エミュレーターからWindows10を動かして,そこからダウンロードサイトを開くと,インストールのためのメディア作成ツールをダウンロードする手順が動き出す。今度こそUSBメモリにちゃんと書き込みをして,キーボードPCで起動を行う。

長い…。マシンが壊れているせいかと思うくらい時間がかかる。それだけ非力なハードか。

もう時間オーバー。導入のための設定も何もしないまま,放ったらかして真夜中帰宅した。

ライセンスを再購入するかどうかは,まだ決めてない。