とっちらかった日々が続いている。
今日は自宅の用事を済ませて出勤。雑務を細切れに取り組んだり,ふらっと訪ねに来た学生の対応をしたり。ようやくブログを書こうという気分になる。
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2月末から3月初めにかけて東京滞在をしていた。
毎年恒例で,東京周辺であれこれしたいことをまとめてやってしまおうという出張期間である。半ばプライベートなので,基本的には年休消化扱いだ。
今年もいろんな人とご一緒できた。行ってみたかった催事や場所,調べておきたかった事柄,聞きたかったお話,いつもの古巣の大学図書図書室,美味しい食事も楽しんだ。
積み上がっている宿題がさらに増えたけれど,コツコツ続けていくしかない。
とにかく今年の東京滞在もユニークなものになった。
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その後,徳島に戻ってから,福井で研究発表。
アブダクション習得としてのプログラミング教育についてアイデアを披露してきた。
着想としては好意的な受け留めが多く,「帰納」「演繹と帰納」「アブダクション」という論理的思考の習得段階を,具体的に掘り下げていくのも悪くなさそうに思えた。
「プログラミング的思考」なる言葉に関して書き留めておきたいことは論稿に書けたので,あとは様々な実践や活動を前向きにとらえていこうという感じである。
東京滞在中にも,「オーセンティック」とか,「セルフ・ドリブン」とか,「自己コントロール感」といったキーワードに接することが多く,学習者である子供たちにとって「真性」なものとして社会やその中のコンピュータというものを掴まえて,学習課題として引き合わせてあげることが大事なのだろうなと考える。
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そこから後片づけや実習訪問等でドタバタしながら卒業式を迎えた。
巣立つ最後のひとときを惜しむというような感じではなかったものの,それはある意味で手離れがうまくできたという良い結果なのだろう。あとはそれぞれの人生。元気にやってくれれば,それでいいのだと思う。
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調達してきた面白そうな文献資料や,秋の学会年次大会に向けた準備,インターネットラジオ配信のプロモーション,いつものアルバイトなど,取り組むべきことはたくさんだ。
明日は職場のオープンキャンパス。頑張っていこう。