卒業研究指導。
4年生達それぞれのスケジューリングで卒業研究指導が入る。昨日までの疲労の余韻を残していた午前中が過ぎたあと,午後から卒業研究指導である。
研究室にはロールカレンダーが掲げられていて,前期(4月〜7月末)の日程が一瞥できるようになっている。そのカレンダーに4年生達の予定も書込みながら,進行具合をどうするか相談していく。
こちらとしては学業優先を期待したいのだが,学生たちにしてみればアルバイトを軸にして自分たちのペースを優先させたいのが当然で,そことのせめぎ合いを続ける。
りんゼミの4年生達の進路は,本当に個別バラバラ。それ自体は悪いことではないので,どんどんやれ姿勢で送り出しているのだが,やり過ぎると学業がどこかへ吹っ飛んでしまいかねない。研究室の膨大な蔵書は,学生たちが関心を持ってくれることを願って揃えているところもあるのだが,いまのところあまり活用してもらえていないのが悩ましい。
今日の卒業研究指導は,半ば人生相談へと転じて,あれこれアドバイスをしては卒業研究に引き戻そうと試みる。う〜む,連休に入って足踏みか。カレンダーを見るとこれまた悩ましい。