こどもちゃれんじが,iPadと組み合わせて使う学習ブロック「Tangiblock」タンジブロックを発表し,Apple Store 銀座でイベントを開催したので参加してきました。
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タンジブロックは,iPadに載せて反応を引き出すことが出来る50個のブロックの集まりのこと。公式サイトには文字の描かれた青色ブロックが紹介されています。
この50個のブロックを使って,どんな面白いことが出来るのか。アイデアまたはアプリ開発の募集を始めています(賞金アリ)。
実は,タンジブロックはまだ未完成。
50個のブロックとiPadアプリを作るための開発キットが出来上がったばかりで,実際のアプリはこれからみんなに考えて欲しいというわけです。
最初は,文字の書かれたブロックを使った教育アプリがメインなのかなと思っていましたが,実際にイベントで関係者の方の説明を聞くと,そんな風に限定しているわけではないとのこと。
どうやら,青いブロックというのも仮の姿で,ブロックの形や使い方も自由に考えて欲しいみたいです。
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ただし,タンジブロックとiPadを使う場合には,いくつか条件があります。
○ブロックは50個まで
50音のひらがなをブロックにした場合,アルファベットとは共存が出来ない
○iPadに同時に載せられるブロックは2個まで
ブロックを識別する原理とiPadの制約(認識点が11個まで)のため
○ブロックはこれ以上小さくできない
ただし,iPadと触れている部分だけの話なので上の部分は好きなようにできる
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タンジブロックは,ものを使ってiPadから反応を引き出せるというセットです。 だから,学習ブロックとしてだけ使う必要はありません。50個のブロックも全部使う必要もないし,常にiPadの上に載せなきゃいけないというわけでもありません(つまり,何かを引き出す時だけ載せるという意味…)。
ブロックを乗り物や動物に見立てても良いし,ゲーム盤の駒として使っても良いし,何かの鍵のように使ってもよいと思います。
とにかくiPadと組み合わせた時にどんな面白いことが出来るのかを考えて欲しいとのこと。50個のブロックを何に見立て,何を割り当てることになるのかはアプリ次第というわけ。アイデア次第では面白いものが出来そうです。