今日は,本当に久し振りのNo授業,No会議,No出張の日でした。
もう師走ですので、研究室内の掃除をしたいところです。しかし,掃除するにも文献資料が乱雑に積み上げられているため、まずは文献資料整理から始めなければなりません。
この数年間は研究室内を放置したも同然だったので、上の写真でご覧いただけるような有り様です。奥に隠れているデスクへ移動するのも大変。
ぼちぼちまとまった文章を書きたいので,とにかく執筆のための資料を文字通り掘り起こすべく,整理作業に着手しました。
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作業を始めると,辺り一面文献が散らばりますし,興味深い目ぼしい文献を見つけると読み始めたりもするので,10時間経過した状況は整理どころかむしろ渾沌。
けれど,いままで自分が買い溜めてきた蔵書を見返すと,自分が何を考えてきていたのかリフレクションもできるので,こうした作業は無駄ではないと思います。
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何故にこんなに蔵書を抱え込んだのか。
私自身に本を買うと安心するという悪い癖がないわけではないのですが,むしろ,いつか自分の研究室生を持った時に,彼/彼女らが資料探しで困らない環境を作りたいなと漠然と考えていたことが大きいと思います。
図書館が整備された都会であれば図書探しもいくらか楽かも知れませんが,地方の都市だと図書館がそれほど充実していないところも少なくありません。それに教育と情報に関する分野の充実度もバラバラでしょう。
できれば,りん研究室は文献資料の充実した場にしたいなと思ってきたのです。
そんなわけで,こんなに散らかっているのですが,ちょっと文献の量に対して研究室が手狭なので困った事態になっているというのが正直なところ。
そして残念ながら,未だ研究室生はいません。
少し寂しくはありますが,もうしばらくは気楽な独り研究室です。