この御時世に…とは思うものの,たまたま出張のお仕事を多くいただく年と重なったため,今月も東京出張をしていました。
その一環で,久し振りに国立国会図書館に立ち寄ることになったのです。
国立国会図書館は永田町の国会議事堂の隣に立地した施設。18歳以上であれば利用者登録のうえ誰でも利用することができます。
ただし現在は,感染症拡大予防のため入館制限を行い,事前予約をする方式をとっています。申し込み多数の場合は抽選となります。利用したい週の前週水曜日正午までにインターネットから申し込みが必要です。
申し込み日は複数可能で,私も複数の候補日を申し込みました。めでたく一日分当選しましたので,入館できた次第です。
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普段は本館と新館の2つの入口があるのですが,現在は本館の入口のみ。
まず指先消毒を行ない,エントランスに設置されたカメラ式検温センサーをクリアした後,仮設受付で予約当選確認を行なう段取りとなっていました。
午後から利用したので,朝の開館待ち状態がどうなっていたのか分かりませんが,おそらく間隔を空けて列に並び,開館と同時に順番に上記の段取りで入館していたのだろうと思います。
マスク着用が必須とはいえ,入館後の利用方法に特別な変化はありません。全体的な座席の減数やカウンターの飛沫防止カーテン設置などは行われています。
入館制限により,館内の雰囲気はゆったりしていますし,貸出や即日複写の受付も集中するタイミングはあるもののスムーズに処理されていました。
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思いついたときにふらっと立ち寄れる利便性が制限されているのは残念ですが,今回もあれこれ調べものができてよかった訪問でした。