20181216_Sun

所属している児童学科で運動会。

学年を超えて学生たちが集まって対抗戦を行った。私たち教員も招待を受け,施設管理上の付添が必要ということもあったので分担しながら参加した。

基本的には観覧するだけだったが,学年対抗の際に1年生の人数が足りないということもあり,リレー競走で走ることになった。登板する覚悟はしていたが,日頃の運動不足と身体的加齢は不安材料であり,内心は冷や汗状態。

急激な運動が発生することを身体に覚悟させるために,短時間でほぐせるだけほぐして,いざ競技へ。アンカーから3番目の走者として,バトンを受け取り全力疾走した。前方の学生に追いつこうと必至に走ったが,そりゃ若さにゃ勝てんということで,順位を維持するので精一杯。

さっそく身体のあちこちが痛くなった日曜。

20181111_Sun

スイッチボットSwitchBot)というボタンを押す機器がある。

Bluetoothで遠隔操作すると,小さな四角い本体から部品が出てきて,押しボタンなどのスイッチを代わりに押してくれるという装置である。

たとえば部屋の照明をリモコン操作したい場合,リモコン部品を後付けできる場合もあるが,壁のスイッチで操作するしかないことも少なくない。そんなときに,このスイッチボットを壁のスイッチに取り付ける(正確には貼り付ける)と,スマートフォンから操作することで,この装置がボタンを押してくれるというわけである。

最近はサンワサプライも代理店になったようで,入手しやすくなるようだ。ちなみに障害福祉や介護に向けた販売代理店もある。

このスイッチボットだけだとBluetoothが届く範囲でしか操作ができないが,スイッチボット・ハブ・プラスSwitchBot Hub Plus)と組み合わせるとインターネット経由で管理することができるようになる。また,このハブ・プラスは赤外線リモコン機能も備えているので,テレビやエアコンといったリモコン操作できる機器を制御することも可能だ。

さらに,スマートスピーカーとの連携も可能になるので,音声による機器の操作ができるようになる。照明のオンオフも声で制御できる。

実は,Twitter上でハロウィーンキャンペーンが行なわれていた。駄目元で応募をしたら,スイッチボット・ハブ・プラスのプレゼントに当選した。

さっそく,家にあるリモコン操作機器を登録しスマートスピーカーと連携。これでリモコンが遠くにあっても,声で操作できるようになった。便利便利。

20181021_Sun

秋晴れの東京。

秋葉原をゆっくり散歩した。かつて電気街だったという懐古さえ,もう何のことだか分からないという時代か。おたくの街かどうかも,正直よく分からなくなっているように思う。

小さなパーツ・ガジェットショップをゆっくり眺める。ジャンク品のノートパソコンが1台1万円でつかみ取りセールのように陳列されている。なんかやたらメモリが安くなっていないか?ハードディスクも大容量のものがどんどん低価格になっている。いやはや,動きの激しい市場だ。

あとは東京駅の丸善で本漁り。また書棚の配置が変わっていた。

プログラミングというよりも,UXや要求仕様といったものを考えた方がよりよいアプローチなのではないかという思いが強くなっていたので,『実践UXデザイン』(近代科学社)とか『UX・情報設計から学ぶ計画づくりの道しるべ』(BNN)といった図書を手にした。後者はいかにも「動詞で捉える」あたりが最近の動きとフィットしそうな感じである。

楽しい東京滞在に終わりは付きもの。新幹線と高速バスで徳島へ。

20181014_Sun

大学祭は最終日だが自宅療養。

数日前から体調だけでなく頭痛も酷くなり,諸々の作業やブログ更新はお休み。

辛うじて天下一品にラーメンを食べに出て一日終わる。

20181007_Sun

近所を散策する。

行動範囲も変わりつつあるので,あまり足を踏み入れていないところへ。どこに住んでいても旅行者気分が抜けないので,目新しいルートを見つけるとそっちに行ってみたくなる。

この連休,徳島で「マチ★アソビ」というイベントが開催されている。私が徳島に越してきたのと同じ2009年にスタートし,今は春秋年2回開催となって今回で21回を数える催事となっている。

公式の説明には「”徳島をアソビ尽くす”ことを目的とした複合エンターテイメントイベントです。徳島のシンボルである眉山山頂や、新町川沿いにある“しんまちボードウォーク”、 阿波おどり会館やポッポ街、徳島駅周辺を巻き込み、各エンターテイメント関連会社や人気声優が一堂に会し、さまざまなイベントや展示が行われる一大イベントです。」とある。

気づくとは思うが「人気声優が一堂に会し」とあって,なぜタレントもしくは芸能人と書かないのか不思議に思うかも知れないが,このイベントが徳島にあるアニメ製作会社の声掛けで始まって,イベントの多くがアニメやゲームといったエンターテイメントをベースに企画されたものだからである。そのため,期間中の会場周辺は主にアニメファンやそういったことに関心のある人達が集うといった様相になっている。

とはいえ,徳島を盛り上げたいという気持ちから出発していることは間違いないし,街が賑やかになる手段はいろいろあってよいはずなので,そんなことからマチ★アソビは継続してきた。

徳島という県は,良い意味でも悪い意味でも周回遅れの県だと思う。

いわゆる都会的な要素を他府県に任せたまま自県で持たず,都会化する必要性のない時代に突入したお陰で,いまや不自由なくのんびりと暮らせる場所になっている。唯一の不便は,県外へ移動するコストの高さだけ。

都会的な要素がないというのは,余所行きという感覚をあまり必要としないことであり,改まった感覚や緊張感というものが生起するのに時間がかかるということでもある。

それを長所と捉えるか,短所と捉えるかは,ケースバイケース。

vs東京」のような魅力PRのコンセプトとして利用することもできるだろうし,時には今年の阿波踊り運営で全国に知れ渡った騒動のような事態の遠因になっているのではないかとも思う。

日常生活を送る分には,徳島は大変住みよい土地だし,緊張感があろうが無かろうが関係がない。大都市に出かけたければ,高松,神戸,大阪へと足を伸ばせば済むことだし,出費をいとわなければ東京にひとっ飛びする飛行路線は毎日利用できる。

問題は,それが持続可能なのかという一点だろう。

ほとんど関係ないが,なんとなく『ハマータウンの野郎ども』(ちくま学芸文庫)のことを思い出してしまった。何かしらの再生産が働いているとしたら,この徳島が再生産している価値とは何か。一人で考えても生産的にはならない問いなので,あんまり考えないでおこう。