保育原理も年内最後。
保育所保育指針が新しくなったことで,講義で採用する教科書を見直して,最新の指針が反映されたものを選択して始まった授業科目。本来であれば「講義における使いやすさ」も重視したかったけれども,選り好みできるほど最新情報対応の教科書は揃っていないという事情もあり,まんべんなく内容が更新されたものを選んだつもり。
使用しているのは『新 保育士養成講座第1巻 保育原理』(全国社会福祉協議会2018)で,一番堅い感じの選択かも知れない。購入するのは1年生達なので,今後数年間,在学中に参照するのであれば,これくらい堅い方が信頼性もあってよいかなと考えた。
実際の講義は,教科書通りに進行はしておらず,保育の世界に踏み込むにあたっての話をしながら,教科書の関係個所を縦横無尽に参照していた。
そんなこんなで気がつくと年末。
今回は,消化していない部分を埋めていくため,ローラー作戦的に教科書を順に確認していった。駆け足でめくらないと消化しきれないことは分かっていても,初出用語や面白トピックスになると,思わず話が盛り上がってしまう。こういうときは教員独りが盛り上がっていて「あんただけがアクティブじゃないか!」と批判の矢が飛んできそうだ。もっとも話している間は,そのまま矢をへし折ってやる勢いだけれど。
卒業研究も年内締切近し。
構想した目次にもとづいて執筆を続けている段階である。開発物などもあって,そちらの方に力をとられているところもあるが,どちらもある程度進めなければ。