やたなか小中一貫校にて講話。
ユニバーサルデザインとICTに関するお話をしました。
ユニバーサルデザインのそもそもと,それを教育領域に応用する先が「授業」なのか「学習」なのかによって方向性がかなり異なることを紹介しました。(詳細はまた後日追記を)
やたなか小中一貫校にて講話。
ユニバーサルデザインとICTに関するお話をしました。
ユニバーサルデザインのそもそもと,それを教育領域に応用する先が「授業」なのか「学習」なのかによって方向性がかなり異なることを紹介しました。(詳細はまた後日追記を)
米国の中間選挙に関するニュースを横目に過ごした。
米国のメディアが発信している開票速報のインフォグラフィックを表現方法として楽しみながら,共和党と民主党の勢力争いの行方を見ていた。
最近はフェイクニュースについて触れた番組などを見ることも多くなったし,2年前の大統領選を振り返って,どのように情報がフィルタリングされているのかを考える報道も多くなっている。
フィルタバブルやエコーチェンバーといった問題と向き合うことがとても重要になってきたものの,この問題が生じさせている事態の全体像を想像したり,見抜いたりすることが技術的に困難になっていることは,情報教育にとっても大きな脅威のように思われる。
人間社会は神話と虚構の存在によって大きく複雑になってきたとハラリは論じていたけれど,その虚構で社会が滅びるのも道理のうちなのか。
中間選挙の結果は,上院で共和党が優勢,下院で民主党が優勢となった。中間選挙のセオリー通りの展開だと考える人々もいるし,トランプ大統領への厳しい評価の結果だと見る人々もいる。
もっとも,これからはアメリカという国家より,中国という国家が台頭する世界へとシフトすることについて,もっと真剣に考えなければならないのかも知れない。世界の枠組みがガラッと変わりつつある。
小学校でプログラミングをどう取り組めばいいか。
プログラミング体験が必修事項となったとはいえ,初めての先生方にとっては何から手を付ければいいのか分からないのが実際です。
この日も出張先の会議で素朴に問われました。何から読めばいいでしょうかと。
文部科学省は新たな学習指導要領に併せて「小学校プログラミング教育の手引」(2018年11月6日に第二版)を公表し,プログラミング体験を導入した経緯や考え方等について解説しています。その内容をパンフレット化した「「小学校プログラミング教育必修化に向けて」パンフレット」が未来の学びコンソーシアムによって製作されています。またICT CONNECT21からは「小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック2018」というパンフレットも出されています。
公益財団法人・中央教育研究所が「小学校プログラミング教育ガイド」というパンフレットを作成しており,裏面にあたる「プログラミング教育 実践事例+教材紹介」で様々な事例を手軽に一望できるようにしています。
巷には『間違えないプログラミング教育』(小学館)という先生たちの心理に付け込んだタイトルではありますが情報満載なガイドブックも登場していますし,『先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本』(翔泳社)といったその名もずばりの本も発刊されています。
先生向けではありませんが,保護者向けに『図解 プログラミング教育がよくわかる本』や『プログラミングってなに?親が知りたい45のギモン』といった本や,様々な子育て・家庭教育雑誌の情報発信も世間の空気を煽っているという点で気にしておいてもいいかも知れません。
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プログラミングにいろんな学習の要素や意義があることはわかったけれども,現実的問題としてプログラミング体験事項を厳しい時間進行の中にどう取り込むべきか。
その問いに直接答えることは難しいですが,プログラミング体験を誘発させたり発展させやすくする下準備に何をすればよいかは答えられます。それは,先生が普段からプログラミングを道具として活用している姿を見せ続けることです。
たとえば,パソコンの画面上でアニメーションも作成できるプログラミングツールがありますが,それらを利用して教科の提示物を作成してしまうことです。
また,ボタンやセンサーが備わったプログラミングできる小さな電子機器も様々登場していますが,それらを使って,授業中の提示スライドの表示や順送り操作をすることです。
こういうプログラミングツールや電子機器を,そのものを勉強するために用いるのではなく,普段の授業や学習のために使いこなすということを先生たちが楽しんで挑戦している様子を見せることが大事だと思います。
学習指導要領における例示を踏まえて,算数や理科の新・教科書でプログラミング体験がどのように記述がなされるのか。そんなことばかりを気にしていても,プログラミング体験をうまく溶け込ませることはできません。
先生方がプログラミングの成果を実利用・活用しているその姿を見せることが関心を喚起する出発点になりえますし,そこから学習指導要領の例示を越えた様々なプログラミング体験を生み出せるかも知れません。これは,子どもたちが自らプログラミング体験を生み出すことも含まれます。
そうなったら,プログラミング体験という学習事項を時間進行のどこに位置づけるかという問題は,また違った見え方をするのではないでしょうか。
朝から大学キャンパスに中高年の人が集まっていた。
なぜか各人がスマホを手にして,ずっと連続タップしている。人によっては2台同時にやっている。異様な光景だった。
PokemonGoでは無さそうだ。ツイッターで「Ingressではないか?」と教えてもらったが,果たして今でもやっている人がいるのか。ううむ。
午後は市役所等に出かけてあれこれ手続き。大変。
帰宅後は自宅に届いていた「popIn Aladdin」の設置作業をした。Kickstarterというクラウドファンディングサイトで早期支援したもの。ちょうど寝室に新しい照明が欲しかったこともあり,ちょうどよかった。
これも新しい家電商品の一つだけれど,こういう面白そうな家電は,いまや大手メーカーではなく,ちょっとしたプライベートブランド的なメーカーが作り出して売り出すケースが多い。量販店の商品も,聞いたことないブランドや大手でないところのものが当たり前のようにズラッと並ぶ時代。
ああ,昭和はともかく,平成も終わるのね。
引越というのは大変。
職場の敷地内で研究室を引っ越したのは3年半ほど前のこと。資料になりそうなものを貯め込む癖が災いして,研究室荷物の梱包作業は過酷なものだった。
数千冊もの蔵書は,大学学部生時代から気の向くままに買い込んできたものが積み重なったもの。研究図書費や科研費で書籍を大人買いしてる人からは馬鹿に見えるかも知れないが,本は身銭を切って買えというどこから降ってきたのか分からない指南に従ったままきてしまった。
今回の引越は自宅。研究室に比べると大して荷物があるわけではないが,10年も住み続ければそれなりに。日頃の整理整頓をほったらかしていたので,そちらの方が大変だった。
そんなわけで引越貧乏中。