皆様,2011年もお世話になりました。
教育と情報の過去・現在・未来を見通したい本研究室にとって,2011年は国の教育情報化事業に関わる中での幕開け,慌ただしいものでした。
3月には,東京への出張中に東日本大震災に遭遇し,他人事ではない中でその後の日々を過ごしたことが最も大きかったのかも知れません。
大きな事態は,隠れていたものを露にしてくれることもあり,必要な決断がなされないことに大きな戸惑いを感じることも少なくありませんでした。
そして年末,常々取り組みたいと願っていた教育情報化の歴史探究を始めようと決意したのでした。
現在と未来を照らすための過去を紐解く時期が来たようにも思ったからです。
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2012年のことは正直わかりません。
集めた資料と向き合いながらも,縦横無尽に動き回ろうと考えています。
皆様にとって2012年がよい年でありますように。
2011年12月末
林向達
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追悼 Steve Jobs氏
この人を知ったのはいつのことだろうか。
私がMacユーザーになったのは大学生の時に大学のMacを使い始めてからだが,アップル社の製品を憧れたのはApple IIcの頃からであった。
だから,正確にはJobs氏を知るのは,彼の生み出したモノの歴史を追いかける中で,創業ストーリーを聞いた機会だったのだと思う。
二人のスティーブ… 最初はWoz氏の技術に魅力を感じていたのだろうけれど,直にJobs氏の存在感が強く意識されるようになった。
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Jobs氏を直接見たのはMacWorld Expo Tokyo 2000だった。
展示会場を回る彼を追っかけて「We love you, Steve!!」と叫んだものだった。
たった11年前のことである。
その間のアップル社の快進撃はご存知の通りである。
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教育とコンピュータに関わる以上,アップルを無視することは難しい。
そして,私は胸を張ってのアップル・ファンである。
一時は,教員の職を辞めて,Apple Storeスタッフに転職しようともした。
運命はそれを受け入れはしなかったけれど,いまでもアップルの哲学に共感する。
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Mr. Jobs,あなたが居なくなるなんて,とても寂しい。
新年度の始まり
4月1日です。
エイプリルフールは置いといて、新年度の始まりです。
せっかくですから、心持ち新たに頑張りたいと思います。
大学の授業は主に情報系と教職を担当しているので、そちらは従来の蓄積を踏まえつつも、脱構築して内容や順番を組み替えてみようと思います。それだけでも大仕事ですが。
外部のお仕事も積極的に。お声掛けいただいた仕事ですから、できるだけ自分が関わった意義を発揮できるように動きたいと思います。まあ、力及ばずダメなことも、受け入れられずに終わることもあるかも知れませんが、出来るところやっていきます。
集めた文献資料や経験した事柄を文字に記す作業もしていきます。PDFの形で一冊の本ができ上がるといいなと考えています。どうしても自分でハードル上げがちなのですが、論文でも市販本でもないから、間違いを気にせず気楽に書いていこうと思います。
研究室用のUSTREAMアカウントを作りました。Twitterアカウントは従来からありますが、もう少し活用できるようにしていきます。本の執筆過程も中継したりできると面白いのかな。
あと、内部的にちょっと異動しました。対外的には変化ありません。
それでは、本年度もどうぞよろしくお願いします。
明けましておめでとうございます
すっかりご挨拶が遅れてしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始のブログ更新が滞りがちな理由ははっきりしていて、実家に帰省しているからです。今年は年休もしっかりいただいて、長い正月休みをいただいています。姪っ子赤ちゃんを眺めたり、人と会ったり…。
本日は東京出張。
フューチャースクール(FS)関連で東日本地域でお仕事されている皆様の会議を見学させてもらう予定です。少しは東と西の交流に役立つといいな、という感じの参加です。
個人的には、報道などでもよく取り上げられる某小学校を観光(見学は申し込んでないので、外からの雰囲気だけ見たり)するのも予定しています。ある意味で実証校の代表に位置する学校ですから、雰囲気だけでも知っておかないと…。
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さて、今年のりんラボは、引き続きFS推進事業に関わり、記録を文字にしないといけないなと思います。ただ、様々な事を文字にするためには過去の事象を調べなければならない事も多くて、これが結構厄介です。文献漁りのために東京滞在を計画しないと…。
あとは中断してしまった研究ネタを再始動させたいなと思いますが、せっかくだからFSと絡めるように練り直そうかとも思います。
新しいアプリも完成させたいけれど…猫の手が借りたくなります。
ちにかく、本年もよろしくお願いします。