火曜日は保育原理。
短期大学部の保育科新入生に向けた授業。授業ガイダンスとして,保育原理の位置づけなどを確認した。去年担当した学年ともまた違った空気であった。もう少し慣れてくれば堅さも抜けるだろうか。
ちょうど幼保無償化法案も審議されているタイミングでもあるので,少しでも関心を高めて,保育士になることへの自覚を強めてくれるといいなと思う。
火曜日は保育原理。
短期大学部の保育科新入生に向けた授業。授業ガイダンスとして,保育原理の位置づけなどを確認した。去年担当した学年ともまた違った空気であった。もう少し慣れてくれば堅さも抜けるだろうか。
ちょうど幼保無償化法案も審議されているタイミングでもあるので,少しでも関心を高めて,保育士になることへの自覚を強めてくれるといいなと思う。
保育原理の授業。
今回は,保育の歴史について。保育施設には「家庭教育を保管する」施設と「幼児を保護する」施設という大きく2系統があるという話から,ドイツにおけるフレーベルの幼稚園創設とそれが世界に広がっていく流れについて,また日本での保育施設と幼稚園の始まりなどについて概観していった。
授業回数も残りわずかで,教科書の残りを消化する形となった。次回は歴史の続きと全体の総復習をする予定。
年が始まるとすぐに年度の締めくくりと次年度の準備が動き出す感じなので,落ち着いて勉学を再開するという感じにならないのが少々残念なところ。
いつも通り,卒業研究指導などして帰宅。
保育原理も年内最後。
保育所保育指針が新しくなったことで,講義で採用する教科書を見直して,最新の指針が反映されたものを選択して始まった授業科目。本来であれば「講義における使いやすさ」も重視したかったけれども,選り好みできるほど最新情報対応の教科書は揃っていないという事情もあり,まんべんなく内容が更新されたものを選んだつもり。
使用しているのは『新 保育士養成講座第1巻 保育原理』(全国社会福祉協議会2018)で,一番堅い感じの選択かも知れない。購入するのは1年生達なので,今後数年間,在学中に参照するのであれば,これくらい堅い方が信頼性もあってよいかなと考えた。
実際の講義は,教科書通りに進行はしておらず,保育の世界に踏み込むにあたっての話をしながら,教科書の関係個所を縦横無尽に参照していた。
そんなこんなで気がつくと年末。
今回は,消化していない部分を埋めていくため,ローラー作戦的に教科書を順に確認していった。駆け足でめくらないと消化しきれないことは分かっていても,初出用語や面白トピックスになると,思わず話が盛り上がってしまう。こういうときは教員独りが盛り上がっていて「あんただけがアクティブじゃないか!」と批判の矢が飛んできそうだ。もっとも話している間は,そのまま矢をへし折ってやる勢いだけれど。
卒業研究も年内締切近し。
構想した目次にもとづいて執筆を続けている段階である。開発物などもあって,そちらの方に力をとられているところもあるが,どちらもある程度進めなければ。
保育原理は保育士について。
あらためて保育士とはどのような存在か。国家資格化した経緯などから始めて,求められる倫理観や専門性について確認した。
保育士という国家資格は,たとえば「国家試験を受けない国家資格」とか「独立法令がない国家資格」とか,他に比べて残された課題の多い状態にあり,その社会的地位を向上するためにしなければならないことは山ほどありそうだが,実現には時間がかかりそうである。
授業回数も残りがわずかになってしまい,教科書の残りの部分をどうやって消化しようかと悩みが始まる時期。
卒業研究は,お尻叩きモードの時期。
ゼミ生には研究室を開放しているので,授業以外の時間帯は4年生達と過ごす。黙々と作業をするときもあれば,雑談したり,話し込んだり。こういう機会でもないと学生たちとゆっくり話すこともないので,これはこれで良いことだと思うし,研究室環境を改善した甲斐もあるというもの。
とはいえ,やはり毎度の反省。もっと早くから取り組んでくれていたら…と思うことも多い。本人たちも取り組みが佳境に入ったこともあって「もう少し早くから取り組んでいたら…」と思うところは同じ様子。次の学年は早め早めを促そう。
1週間が過ぎるのは速い。
授業では保育所保育指針の第2章「保育の内容」について触れた。先週のエリクソンの発達段階を振り返って,YouTubeで公開されている保育園での子どもたちの様子を見ながら,それぞれの年齢の特徴なんかを確認していた。
研究室で資料探索。
そもそも論に戻ると,忘れていることがたくさんある。日々のことで手いっぱいになると,記憶を保持する力も弱まってしまうようだ。