20190422_Mon

卒業研究指導。

4年生達それぞれのスケジューリングで卒業研究指導が入る。昨日までの疲労の余韻を残していた午前中が過ぎたあと,午後から卒業研究指導である。

研究室にはロールカレンダーが掲げられていて,前期(4月〜7月末)の日程が一瞥できるようになっている。そのカレンダーに4年生達の予定も書込みながら,進行具合をどうするか相談していく。

こちらとしては学業優先を期待したいのだが,学生たちにしてみればアルバイトを軸にして自分たちのペースを優先させたいのが当然で,そことのせめぎ合いを続ける。

りんゼミの4年生達の進路は,本当に個別バラバラ。それ自体は悪いことではないので,どんどんやれ姿勢で送り出しているのだが,やり過ぎると学業がどこかへ吹っ飛んでしまいかねない。研究室の膨大な蔵書は,学生たちが関心を持ってくれることを願って揃えているところもあるのだが,いまのところあまり活用してもらえていないのが悩ましい。

今日の卒業研究指導は,半ば人生相談へと転じて,あれこれアドバイスをしては卒業研究に引き戻そうと試みる。う〜む,連休に入って足踏みか。カレンダーを見るとこれまた悩ましい。

-20190131_Thu 卒業研究締切

卒業研究論文締切日。

論文を書いている3人の執筆状況を横目で見ながら自分の原稿書きに明け暮れていた。自分の原稿が一段落したので、ようやく学生達の卒論添削作業へ。

とはいえ、なかなか頭が切り替わらず、学生たちがギリギリまで執筆途中で苦しんでいる未完成な文章を読む気持ちになるのが難しかった。そういうときには他の取り組み事に逃げがちでもあった。添削作業は意外とエネルギーが必要なのだ。

Microsoft Wordも共同編集作業機能がついたので、OneDrive経由で共有できれば、執筆中の論文を覗くのは手続き的に楽になった。製作していたWebサイトやアプリもクラウド経由で共有できる。今回はJimdoDropboxPaperなども活用していた。

とりあえず3人とも提出ができそうなので一安心。仕上げはまだ少し作業が必要だが。

20190109_Wed 4年生達の新年初来研

文献資料収集。

CiNiiで検索などして論文を集めてみる。キーワードによっては意外と絞り込めるのでコンパクトにまとめられるだろうか。とはいえ,関連する文献は山ほどありそうなので,それらを踏まえながらロジックの組み立て。

卒業研究指導。

4年生達が新年になって初めて研究室にやって来た。卒業論文の締切は確実に近づいているが,ゴールはまだ遠くに見える。いまの10倍くらい焦っていただきたいが,そうなったら逆に書けるものも書けないだろうから,ネジを巻くように最初は軽く,次第にギュウギュウときつく。

帰り道。

他のゼミの4年生達と鉢合わせ。かつて担任をしていたこともあって明るく挨拶。「先生,ご飯食べに行きます?」と誘ってくれたので,せっかくのチャンスだから一緒に夕食をすることにした。寒い夜だったので,鍋を食べるのに決定。学生たちに混ざって恋バナなどに耳を傾けながら楽しく過ごした。

奢ろうかと思ったら,支払い直前で財布のお金が寂しいことに気づく。仲良く割り勘。ちょっと無念…。

20181213_Thu

保育原理は保育士について。

あらためて保育士とはどのような存在か。国家資格化した経緯などから始めて,求められる倫理観や専門性について確認した。

保育士という国家資格は,たとえば「国家試験を受けない国家資格」とか「独立法令がない国家資格」とか,他に比べて残された課題の多い状態にあり,その社会的地位を向上するためにしなければならないことは山ほどありそうだが,実現には時間がかかりそうである。

授業回数も残りがわずかになってしまい,教科書の残りの部分をどうやって消化しようかと悩みが始まる時期。

卒業研究は,お尻叩きモードの時期。

ゼミ生には研究室を開放しているので,授業以外の時間帯は4年生達と過ごす。黙々と作業をするときもあれば,雑談したり,話し込んだり。こういう機会でもないと学生たちとゆっくり話すこともないので,これはこれで良いことだと思うし,研究室環境を改善した甲斐もあるというもの。

とはいえ,やはり毎度の反省。もっと早くから取り組んでくれていたら…と思うことも多い。本人たちも取り組みが佳境に入ったこともあって「もう少し早くから取り組んでいたら…」と思うところは同じ様子。次の学年は早め早めを促そう。

20181203_Mon

授業と研究室。

卒業研究で学生たちが連絡を取った数学サイトの作者から返信を頂いたとの報告。リンクに関して快諾を頂いた上に展開図の実現方法について詳しい説明もしてくださったようだ。有り難い。さらに「林ゼミ」という文字を含めたことから,当方の研究室であること,受賞されたコンクールの審査に私が参加していたことも,すっかりお察し頂いていた模様。直接挨拶できておりませんこと申し訳ありません。ゼミ生に至らぬ点ありましたら,ご指導ご鞭撻のほど,よろしくお願いします。

採用試験対策講座用の定着テストの作成。

過日,小学校プログラミング教育に関するレクチャーをした講座の定着テストを実施するらしく,そのためのテスト問題を作成する依頼を受ける。

情報活用能力やプログラミング的思考あたりの文言を確認する単純な穴埋め問題になったが,過去問があるわけでもないのでこれでよいものか,作成作業は躊躇いを感じながらだった。

最近は,いろんなことを問い直す必要性を感じる分,結論に至るまで堂々巡りをすることが事のほか多くなってしまった。そうやって考えを巡らせたものの,結果的に出来上がったり落ち着くのは月並みなものだったりして,だったら悩まないで機械的にやっちゃった方がよかったじゃないと思うと,気分は凹んだりもする。

とはいえ,余計な負荷がかかって処理速度が遅くなるとしても,自己チェックをしながらでないと何かを見落としそうで不安なのも確か。もう誰も私に迅速さを求めてはいないのだから,開き直ってじっくり慎重に考える立場をとろうと思う。