20181002_Tue

授業日。

「情報科学」は初回ガイダンス。科目名はまるで専門講義のように見えるかも知れないが,実のところコンピュータ周辺に関する基本から応用への知識習得とオフィス系ソフトの次にあたる表現系ソフトの基礎知識と操作技能の演習である。

知識面については『キーワードで学ぶ最新情報トピックス2018』(日経BP)からピックアップをして広範に扱うことにした。これは情報分野における『現代用語の基礎知識』といえる唯一の書であるし,内容も充実している。

実技面は画像や動画という表現系(なんでも表現だといえるからこの分類もおかしな話だけれども…)データの仕組みの理解や加工・編集についての処理を扱う。今どきはスマートフォンのアプリが簡単操作で加工・編集を実現するので,その裏側をベタに覗こうというアプローチだ。

実情を晒せば,パソコン教室の機器環境も古さが際立ち始め,導入されているアプリケーションソフトの更新もないまま,学生の持ってるスマートフォンに数段負けている現状。基本的な原理や処理を理解するという建前は,学習に利用する機器では高度な機能が利用できないから基本的な機能を使って演習を展開するしかない実情に由来している。与えられた条件で頑張ってみるしかない。

その他,学生対応が五月雨式に舞い込む。