20191115 メールアドレスとアプリを見直す

金曜日は専門ゼミナールでした。

これまでは学会準備で大忙しだった専門ゼミナールの今後をどうして運営していこうか,いろいろ考えて,少々安易かとは思いますが,得意分野を伝授することに決めました。日常的なIT/ICT活用のノウハウです。

といっても,裏技・隠し技というわけではなく,単にデジタルテクノロジーとサービスに囲まれた日常生活を再確認しながら,便利なものを探して利用してみようという簡単なものです。

今日は所有しているメールアドレスと登録しているサービスを確認してみる取り組み。

Account review

こんな感じのシートを利用して,メールアドレスと登録・利用しているサービスやアプリをリストアップしていきます。普段は特別意識せずに使っている各種サービスをあらためて思い返して確認するのは珍しい作業だったらしく,ゼミ生同士で日常の使い方を披露しながらワイワイと取り組みました。

あのサービスはどのメールアドレスで登録してたっけ…とか,サービスからの通知は全部別のアドレスに届いて見ていないなぁ…とか,キャリアから提供されたメールアドレスのパスワードはどうやって確認すればいいの?とか,そういえば,ヤフーメールもあったなぁ…とか。この機会を使っていろいろ見直しが起こります。

本当は使わないサービスの退会などに話を持っていこうかと思いましたが,意外とメールの利用に関して盛り上がり,「送信タイミングを予約できるといいのに…」といった要望があったので,私が常用しているメールアプリを紹介することにしました。

学生達は,よほどのことがない限り,スマートフォンの標準アプリを使っています。うちのゼミ生達はほとんどiPhoneユーザーなので,Appleの標準メールアプリとなります。

私が紹介したのはReaddle社の「Spark」です。

Spark icon

豊富な機能を含んだ基本部分は無料で使えるので,他のユーザーにも薦めやすいアプリです。

要望があった送信タイミングの予約機能も備わっていますし,届いたメールの自動分類や溜まったメールの既読化の操作など,学生達のウケもかなりよい感じ。様々な機能を試しながら盛り上がっていました。

このアプリに複数のメールアカウントを登録し直す作業を通して,メールアドレスとパスワードの再確認なども捗り,専門ゼミナールの出直しとしてはまずまずのスタート。

次回はメールアドレスとクラウドサービスの関係について確認しようと思います。

20190426_Fri

端末の設定。

日曜日のオープンキャンパスのミニ授業のためにタブレット端末の設定準備。バッテリー充電やアップデート作業など,10台程度とはいえ,それらを手作業で順番に作業するのは大変。とりあえず,端末を机の上にずらっと並べてコードを接続し,下準備を整える。

授業は情報処理。

小手調べのワープロ課題を一段落させて,次回はもう少し応用課題へ。

20190412_Fri

前期授業が始まってちょうど一週間。

新入生たちもだいぶ慣れた様子で,他の授業での課題提出の方法など質問が飛んだりと,さっそく大学での勉学に慌ただしく取り組んでいる。

情報処理の2回目は,インターネット利用に欠かせないWebブラウザと基本ソフト,コンピュータの歴史について概説をした。日常的に利用しているスマートフォンに至るまでのコンピュータの変遷に対するおおまかなイメージを持ってもらうことが目標。次回以降,文書処理など基本的な演習を始める。

夜は所属学科の歓迎会。新任の先生を迎えて楽しい一時を過ごした。

20190405_Fri

前期授業開始。

さっそく新入生たちの情報処理の授業がスタートした。いまやクラウドアカウントがなければ,情報処理系授業は成り立たない時代だ。GSuiteによる大学メールアカウントの使い方についてガイダンスしながら,Google Classroomへの登録など下準備をする。

系列の小学校にプログラミング教育に関するレクチャーをした際に使用したスライドを公開したところ,まあまあ好評でいろんな方に参照していただいた。手際よくまとめたところがよかったようだ。

一方,ちょうど東京都の教職員研修センターの紀要に掲載された論稿が,ICTを使わないプログラミング教育という大胆なテーマ選択をしたことが話題になっていたこともあり,プログラミング教育に関するつぶやきが増えていた。東京という影響力が小さくない土地からの発信であるがゆえに,その選択テーマや辞令内容に懸念が走っていた。

研究をまとめた側にしてみると,現実的な問題として「ICTが使えない」現場のための方策を考えておきたいと意図したのかも知れないし,暗中模索して力及んだ結果があのような定義や事例だったことを本人たちも納得していないかも知れない。文部科学省から助言を受けていたにしては…と思うものの,まだまだプログラミング教育に関しては意見を交わしながら私たちの理解を深めないといけないと思った。

20190329_Fri

今朝,Apple社のiWorkアプリがアップデートした。

日本のユーザーが待ちに待っていた「縦書き」サポートが実現。横を縦にした単純な実装ではなく,専用のレイアウトエンジンを組み込んだ上で実現されたようだ(お宝鑑定団情報)。

これまで縦書きがサポートされていないこと一点だけで,そのポテンシャルに比して評価が低かったiWorkアプリだが,これで大きな弱点を克服したことになる。一般的な利用においてPagesで実現が難しいことはほとんどない。あとは,細かい条件を満たせるかどうかというレベルである。(個人的には欧文フォントを和文フォントの組み合わせができるようになればもう文句がない。)

唯一残念だったのは,iCloud版のiWorkは同様な縦書きサポートが実現できなかったこと。

Webベースアプリに組み版レベルの縦書きレイアウト処理をさせるのは,やはり荷が重いのだろう。縦書きファイルも表示のみできるが,編集はできない。

いずれにしても,iOSデバイスユーザーなら無料で利用できるオフィスアプリとして,強力なアップデートだ。

処分しきれていなかった紙書類を片づける。

基本的には書類スキャナで電子化したら,紙書類は廃棄することにしている。ところが,中にはA3サイズの上書類もあり,それらを電子化する作業を後回しにしていた。

研究室の中は,印刷文献資料が山のように積み上がっているので,せめて業務関係の書類は電子化して廃棄したい。

ならば最初から電子化された資料が配布されればよいではないかと思われるかも知れない。実際,全体の会議では紙節約のため電子化されている。問題は,その他細々とした会議では,いまだ紙資料がなくならない。それで慣れた人々が多いと,なかなか変わらないのである。

さて,年度最後の平日。退職される先生からのご挨拶などもあって,少し寂しくもある。