クラス同窓会に呼ばれて

5月も慌ただしく過ぎてしまいました。

EDIX(教育ITソリューションEXPO)で東京滞在する前に、愛知県に寄りました。私の初めての職場に十数年ぶりにお邪魔するためでした。

岡崎女子短期大学初等教育学科の卒業生たちがクラス同窓会に招待してくれたのです。その職場には9年間在籍しましたが、赴任したばかりの最初の1年目に受け持った学生たちのクラス同窓会です。当時の思い出は色濃く残っているけれど、一番古い記憶なだけに引っ張り出すのが大変といったところ。

実は、参加できるかどうか分からなかったため、せっかくもらった招待状を当日まで握りしめたまま。いつもの悪い癖で、飛び入り出席という形で向かったのでした。

久し振りのキャンパスに足を踏み入れると、守衛さんが「あ〜、りん先生、こんにちは」と声をかけくれました。私が退職するときと同じ方がずっとキャンパスを守ってくださっていて、まるで十数年のブランクなんかなかったかのように私と再会してくれました。

そのあと、クラス同窓会場である新しいカフェテリアに向かい、卒業生たちと再会。かなり驚かれましたが、少し話しているうちに昔の調子に戻って会話してました。出会って20年、卒業して18年経過していることになります。お世話になった先生方や職員さんたちとも嬉しい再会ができました。

それにしても、みんなすっかりお母さん。いろんな年齢の子どもたちとも触れ合って、楽しい時間を過ごしました。実は、こういう同窓会に呼ばれるのも人生初めてのこと。さて、まだまだ初めてのことたくさんありそうですから、頑張ろうと思います。

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私の情報環境

サーバー分散型ミニブログMastodonは、確かにTwitterに登録した頃の訳のわからなさを思い出させてくれる点で後継っぽさがあり、注目を集めています。

インスタンスと呼んでいるサーバー単位の登録が基本で、いまは公式っぽいドメインを獲得して構築した個人によるインスタンスに登録が集中している状態です。そこを含めて、実験段階かなと思います。

いろいろ仕切り直しをしているところで、私自身の情報環境をスナップショットしていないことに気がつきました。教育やICTのことを論じる私がどんな利用程度のユーザーなのか、記録しておくことも大事かなと思います。

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■端末機器
MacBook Pro (2014)
iMac (2011)
iPad Pro 12.9
iPhone 6s
Chromebook 11 (DELL)
Chromebox
Keyboad PC
Mac mini
Apple TV (2nd/3rd/4th)
Amazon Fire TV
Raspberry Pi (1/2/3)

■周辺機器
Apple Magic Keyboard (ワイヤレスキーボード)
Apple Pencil (iPad Pro用ペン)
Ricoh PJ WX4141 (単焦点プロジェクター)
Ricoh GX7000 (ジェルジェットプリンタ)
Scansnap iX500 / iX100 (書類スキャナ)
AirMac Express (無線LANアクセスポイント)
Logicool Webcam / Spotlight (ウェブカメラ / ポインタ)
テプラPRO SR5500P (テプラプリンタ)
ZOOM F8 (マルチトラックレコーダ)
Cintiq 13 HD (液晶ペンタブレット)
Transporter Sync (自宅クラウドストレージ)
Insta 360 nano / Air (360度カメラ)
Giroptic 360 / iO (360度カメラ)
QuietControl 30 (ワイヤレスヘッドホン)

■サービス
Dropbox
Google
iCloud
Office365
Adobe Creative Cloud
Yahoo!
Amazon / AWS
Radiko
niconico
Evernote
Omni Sync Server
MetaMoJiクラウド
Edmodo
SlideShare
RealtimeBoard
Pocket
SoundCloud
WordPress
GitHub
Scratch
Twitter
Facebook
LINE
Skype
通販系
銀行系
etc…

■ソフトウェア
Safari
Chrome
Gsuit
Microsoft Office
iWorks
FileMaker
Outlook
Nisus Writer
Calendars 5
GEMBA Note
Notability
LiquidText
Papers 3
PDF Expert
Acrobat Reader
Scanbot
Prizmo
Note Always
Jedit
Ulysses
iA Writer
Scrivener
Google Keep
Evernote
OmniGraffle
OmniOutliner
iThoughts
Graphic
MarsEdit 3
Blogo
MetaMoJi Note / Share
ATOK
Post-it Plus
Kindle
dマガジン
iBooks
SmoothReader
Flipboard
Reeder 3
Reflector
AirParrot
Transmit
Prompt
Coda
duet
Astropad
GarageBand
Gadget
etc…
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目的に応じてたまに使うものが他にもたくさんあるのでここに書いたものは普段使うものとすぐ使えるようにしてあるものという感じになります。

やはり完全にクラウド環境ベースの構成だなと思います。クラウド環境ベースにすると複数のデバイスやサービスやアプリ間でデータを連携利用することがやり易くなります。

クラウド環境ベースの一つ手前の世代は、ローカルネットワーク内でファイルサーバー(共有フォルダ/ファイル共有)を利用するという形があり、職場に張り付くような仕事であればこれで不満はないのでしょう。たとえば学校はその傾向が強いと思います。

ところが、世間的にはクラウド環境ベースへと物事が移行していて、利用できるデバイスやサービスやアプリもそれを前提として変化してきているので、逆にクラウドを使わない前提だとできることが限られたり、変に面倒くさくなってしまいます。

特にデバイス単位ではなくアカウント単位に情報環境がデザインされてきていることに対応できないと、導入するデバイスそのものを有効活用できないことはもっと認識されるべきだと思います。

確かにアカウントの管理は大変です。セキュリティの問題も気を使わなければなりません。私自身も主要なサービスはセキュリティ設定で2段階認証などかけています。しかし、そうなるとサブ・デバイスとの連携が必要になることも多いので、それもまた面倒という側面はあります。

とはいえ、もう世の中はクラウド環境は当たり前でアカウント単位で情報を管理する時代です。クラウド環境の利便性とアカウント管理の手間を天秤に掛けたとしても、前者が勝るのは明らかで、むしろそのように全体を仕向けていくようにすることが大事なのだろうと思います。

あなたがいれば

ドタバタと心慌ただしい日々が過ぎています。

そんなドタバタなここ数日、二人の人の訃報に触れました。

遠くに去ってしまったそのお二人の、一人は私がかつての職場でご一緒した先生で、もう一人は直接知らないのだけど受け持っている学生の友人という方です。

そういう知らせに触れたときの私は、どうやらいったん感情のブレーカーを落として、ぼんやりと一つ一つ繋ぎ直そうとするようです。そうしないと自分がもたないという直感でしょうか。あるいは職業柄かも知れません。

とても悲しいのに、悲しい感情に身を埋ずめた途端、埋ずめようとした自分が浮き上がってしまう感覚に陥るのです。悲しいのに悲しもうとする自分を見ている自分がいるのです。いつの頃からか感情の模索に切り替わってしまったように思います。

お二人のことを想像してました。

かつての同僚先生が私の名を呼ぶ調子を、私は実は好いていました。ある意味とても手厳しい方で、理屈の通らないことにはスカッとするほどの毒舌で否定をされる方でした。そんな同僚先生に緊張感を抱きながら、それでも仕事帰りの飲みで一緒にみんなで浴びるほどビールを飲んだとき同僚先生が楽しく笑う姿を私は好いていました。

もう一人である若者のことを、私はほとんど知りません。受け持ち学生の友人であること、そしてその学生がとても悲しんでいることだけが私に分かることでした。それで私は、大学時代の後輩のことを思い出しました。その後輩が、私にとって初めて二度と会えなくなった身近な人でした。後輩は今どうしてるだろう…そんなことを考えたりするのです。

私が去るとき、私は周りにどうして欲しいのだろう。感情の模索はそんな想像へと進み、やがて、少しでも何かを残しておきたいという気持ちに駆られます。時々は人々に思い出して欲しい、そう思っているからでしょうか。

たぶん私はこれからも時々思い出すのだと思います。私の名を呼ぶ調子と後輩のこと、そして友と別れた寂しさを。

お悔み申し上げます

 認知科学者として世界的に活躍されてきた三宅なほみ先生が,2015年5月29日にご逝去されたとの報に接しました。信頼できる方々の情報網で流れている報なので,本当だと思います。しかし,だとすれば私たちはとても貴重な人物を失ってしまったことになり,言葉もありません。

 あの時躊躇わずお話しをさせていただいていたなら…そう後悔するばかりです。

 深い哀悼の意を表します。

20140317amm

 写真は,私が最後に三宅先生に一番近づいた時(20140317)のものです。

配属が変わって

 平成27年度が始まって,今日まで慌ただしい日々が続いていました。4月中と5月のGW連休は,なんだかんだといろいろあってブログの更新もままなりませんでした。

 今年度より徳島文理大学 人間生活学部 児童学科に配属されました。昨年度までは短期大学部に配属されていたのですが,諸般の事情で異動となったのです。短期大学から大学へと変わったことになるので,教育研究機関番号で区別している側からすれば所属変更となりますが,私自身は部屋の引っ越しも無いので仕事だけが押し寄せてきたという感じです。

 さっそく新入生の担任を仰せつかり,いろんなオリエンテーション行事に顔を出したり,先日も宿泊セミナーに参加するなど担任業務でくるくる回っていました。本日,ようやく普通の日曜日を過ごしていたところです。

 今年度はまだ始まりませんが,来年度になると専門ゼミナールを受け持つことになります。

 そのため,私の研究室は「りんゼミ」ということになります。

 「りんラボ」でやってきた研究室やブログの名称を変えるかどうかは決めていません。

 最近の私の研究関心が文系寄りに戻っていることを考えると変えた方がよいのではないかとも思います。一方で,アプリ開発や工学的な視点での探究も続けたいと考えているのでラボの名称を残してもよいのではないかとも思います。しばらくは考え中にしておこうと思います。

 さて,来週末あたりからお出かけが増えるので,またバタバタした日々となりそうです。