おみせで買い物の支払いをするときや,バスや列車に乗るときに,「ピッ」とすることがあります。電子マネーと呼ばれるものですね。

カードでピッとするものと,スマホでピッとするものがあります。

じぶんたち専用の電子マネーをつくって「ピッ」とできたら,面白そうじゃないですか?

わたしは面白そうだと思ったので,じぶんでつくりたいと思いました。

Scratchにあたらしいブロックをつくって,ピッとできるようにしようと思いました。

準備するのは「スクラッチのうごくパソコン」「カード」「カードをよむ道具」です。

カードをよむ道具だけは買う必要がありますが,あとは家にあるかも。

このボタンを押すとピッとできるブロックが用意されているスクラッチにつながります。

がめんのひだりしたを押すと,あたらしいブロックをふやすことができます。
PaSoRich(パソリッチ)を選びます。

あたらしいブロックがふえますが,何か出てきてびっくりします。

これでパソコンとカードをよむ道具がつながったので,あたらしいブロックがつかえます。

よくつかうのは2つ

それじゃあ,この2つをつかって,ネコにカードのばんごうを教えてもらおう。

こうやって,みどりのハタが押されたら,カードをよんで,ネコがばんごうを言う,ようにブロックをならべてみる。

いざ,カードをのせてから,みどりのハタをおす!

ほら,ネコがばんごうをおしえてくれた!(ばんごうはちょっとだけかくしたよ)カードのばんごうは,1まい1まい,ちがうばんごうだよ。

え?

「ピッ」って音もならないし,カードのばんごうがわかっても買い物できないし…だって?

たしかにそうだね。

でも,みなさんなら,音をならすのも,ばんごうのつかいかたも,スクラッチでくふうをすれば,好きなようにつくれちゃうのはしってるよね。

がんばったら,カードをのせるだけで「ピッ」としてくれるプログラムだってつくれるよ。

さあ,じぶんでいろいろためしてみよう!