台湾人はきれい好きな人種である。美しく着飾る事を大事にする。ことわざにも美食美装(吃好穿帥)を強調する言い方がある。うまいものをたらふく食うことと豪華な衣装で身を包むことは、台湾人の理想な暮らしの内容にもなっている。
気候の温和な台湾でも人々は季節ごとに衣更えをする。晴れな服装が好まれるのは、台湾の立地条件とも密接な関係があるが、台湾人の朗らかな性格をよく表現している。
町行く人々の服装は、流行にかなり敏感である。情報化の時代に加えて、台湾人は世界中に旅をする人種でもある。食べた後は、奇麗に着飾る。パリや東京のファッションを現地で調達する。このような台湾人が増えている。台湾の民主化が進展するにしたがって、これからの台湾人は男性も女性もますます身のこなしに磨きをかけることになろう。