景気のよさを反映してか、ビジネスは広告に金を掛ける。大小都市の違いなく、豪華な看板や屋号が商店街を飾る。隣接する商店同士がお互い競い合って相手を出し抜こうとして一層目立つ広告作りでわずかな空間を有効に利用している。

　台湾のビジネス関係者はハイテクまで利用して商戦に勝ち残ろうとも試みる。その結果、雑然とした印象さえ与える広告や看板が各地の町並みに独特の華やかさを備えている。これぞ台湾の風物と感じさせる要素にもなっている。