…と私が名付けたわけではないのですが,今回,徳島県上板町高志幼稚園で,園児の皆さんがお買い物活動をする際のお手伝いをしてきたことがニュースでそう呼ばれました。
JRT四国放送のニュースはYahooニュースでも配信されました。
〈追記20221215〉放送網のNNNニュースでも自動的に配信されていました。
この電子決済ごっこはキャッシュレス決済が普及する中、子どもたちに見えないお金、電子マネーの仕組みを理解してもらおうと、上板町の高志幼稚園で行われました。
まず、園児は1人1枚持っている電子マネーカードに、おこづかいとして500円をチャージします。
そのカードを使ってまつぼっくりやビーズなどクリスマスツリーの飾りを買い、残高の範囲内で買い物をする電子決済の仕組みを学びました。
〈/追記〉
NHK徳島でもローカルニュースで取り上げていただきました。
〈追記20221215〉徳島新聞もWebでは閲覧は有償ですが取り上げてくださいました。
〈/追記〉
年少さんたちとちょっと仲良くなって,私も楽しく参観しました。
今回の実践は,開発して提供したシステムを使ったものとしては徳島県内の幼稚園では初めてというのは間違いではありません。正確に言えば,日本の幼稚園で初めてです。ということは世界の幼稚園で初めてです。
ICカードを使った電子決済ごっこの試みということなら,先行した事例があります。
ただし,実際のインターネットクラウドを利用したシステムはこれまでありません(ローカルネットワークで組んだものだけ)。よって,インターネットクラウドを利用した電子決済ごっことしては,幼稚園で初です。
他は,東京学芸大学附属小金井小学校の学級で取り組んだ例が小学校として初です。また単発的なイベントで利用したことは徳島県内ですでに数回あります。
〈追記20221215〉長野県でも中学生向けにICカードの実践をしてくださっている報告いただきました。ありがとうございます。〈/追記〉
というわけで,この子たち,とっても最先端です。
今回,使っていただいたのはビジュアルプログラミング環境のScratch(スクラッチ)とICカードリーダーを組み合わせるツール(PaSoRich)でした。クラウドのデータベースに数値を預けるシステム(NumberBank)と組み合わせて実現しています。
利用前提としていたICカードリーダーがモデルチェンジしてしまい,新モデルの対応が必要になっているため,お試しいただくためのハードルが高くなってしまっています。
けれども,対応するICカードリーダーとFelicaカード(たとえばお古の交通系ICカード)があれば,誰でも試したり,自分たちでプログラミングすることができます。ぜひお試しください。
また追ってご紹介させていただきます。