本日(20231207)、ナンバーバンク1.1をリリースしました。
バージョン1.1は,新機能の追加はなく,動作安定化のアップデートです。
どうぞよろしくお願いします。
本日(20231207)、ナンバーバンク1.1をリリースしました。
バージョン1.1は,新機能の追加はなく,動作安定化のアップデートです。
どうぞよろしくお願いします。
2022年5月にNumberBank 1.0をリリースしてから時間が経ちました。
NumberBankは、データをクラウドに預けられるScratch3.0拡張機能です。
公開しているお試し用のクラウドで利用することが可能ですが、Firebaseというサービスを利用者側で設定することで、自己管理するクラウドにデータを預けられたりもします。(MasterkeyBankというサービス機能との組合せで実現しています。)
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現在、NumberBankの性能アップデート中です(パージョン1.1)。
より安定したデータ読み書きができるようにコードの見直しをしていくのが継続課題ですが、そのための作業時間がなかなか取れないことが悩みの種でした。
このほど、プログラミングをサポートするAIサービスの利用で、作業に取りかかりやすくなったこともあり、性能アップデートを試みている次第です。
正式なアップデートの前に、開発版を公開します。Xcratchを利用している皆さんは下記のURLから開発版をお試しください。
NumberBank 1.1d
https://con3office.github.io/dev-numberbank/dist/numberbank.mjs
(正式版とは「xcx-」と「dev-」で区別しています。)
開発版のGitHubディレクトリはこちら
1.1dは1.0と比較して、機能の追加などはありません。動作の安定性を向上したものです。これによりマスターキーの切替え利用や連続的な読み書きにおいて安定した動作が期待されます。
なお、NumberBankの読み書き動作の反応時間は、調整されたものです。特にお試しマスターキーである「key」は遅めに設定していることもあり、反応が鈍いと感ぜられると思います。
これもMasterkeyBankを併用していただき、独自のFirebaseクラウド(無料)を用意して独自マスターキーを設定していただくことで、反応時間を短く設定可能です。どうぞご活用ください。
※MasterkeyBankはFirebase APIキーを暗号化してお預かりするNumberBank専用サービスです。
過日のXcratch版に続き,拡張Scratch3.0へのインストール版も1.0対応が完了しました。
人気の拡張Scratch3.0環境「Stretch3」でもご利用いただけます。(Thanks to champierre.)
ナンバーバンクとマスターキーバンクをどうぞよろしくお願いいたします。
ナンバーバンクが1.0となりました。
新しいバージョンからは,皆さんご自身が用意したクラウドを専用サイトに登録することで,預かる数字をご自身で管理することが可能になります。
これまでのナンバーバンクは,数字を預かるクラウドをこちらが一つ用意して,すべてをお預かりしています。今後も可能な限りお預かりする予定です。
ただ,皆さん全員のデータを扱うこと(保存したり,読み出したり)を一つのクラウドで実行すると,無料で提供し続けることが難しくなる可能性があります。そのため現在は,一つ一つのブロックの動きをわざと遅くする(遅延させる)ことで,一つしかないクラウドをやさしく使おうという設定になっています。
けれど皆さん,できればフルスピードでクラウドを利用したいですよね。
もし自分専用のクラウドを一人ひとりが用意できれば,他の人を気にせず思いっきり使えるはずです。皆さんの中には,有料になってもいいのでフル活用したいという方もいるはずです。
新しいナンバーバンク1.0では,皆さんが用意するクラウドに数字を預けられるようになります。
皆さんが用意したクラウドの設定情報を後日公開するサイトに登録すると,ナンバーバンクのブロックからクラウドを切り替えて利用することができるのです。
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ナンバーバンクから利用するクラウドの設定情報をお預かりするのが「マスターキーバンク」(MasterkeyBank)です。
皆さんがクラウドを用意する場所は,2022年5月現在でGoogle Firebaseサービス「Firestore」です。そちらでプロジェクトの作成とFirestoreルールを設定した上で,設定情報をマスターキーバンクに登録することでナンバーバンクから利用することができます。
(操作手順ドキュメントなどは上にあります。)
新しいナンバーバンク1.0は,Xcratch用が5月9日より利用可能となっています。
拡張Scratch3.0環境として人気の「Stretch3」や本サイトで提供しているScratch3.0modでの公開は作業中ですので,追ってお知らせをいたします。
専用Webサイト「マスターキーバンク」の公開は,説明書などの準備状況に応じて公開日を決定していく予定です。少なくとも5月中には公開できると考えています。ユーザーテストにご協力いただける方はナンバーバンクの問い合わせフォームなどからご連絡ください。
もうしばし,現在のナンバーバンクをお楽しみください。
〈更新前〉
ナンバーバンク(NumberBank)は,クラウド変数を利用可能にする拡張機能です。
といっても,単純な変数ではなくて「連想配列」のようなものです。最初にマスターキーで使用準備をして,あとは2つのキーワード(添え字)で変数を指定して使用します。2つのキーワードの組合せ次第で数字を上手に保存管理できるのです。
このナンバーバンクが,ひさびさにアップデートされます。
といっても,裏側のアップデートが大部分を占めるので,使い方などは今後も変わりません。
ただし,以前発行したマスターキーの中には期限を区切らせていただいていたものもあるため,この機会に期限切れのマスターキー情報はリセットしたいと考えています。
これまで,ナンバーバンクは一つのクラウドで動いていましたが,アップデートすることで,異なるクラウドに対応することが可能になります。
といっても,実際にはFirebaseというクラウドサービスに限られていて,多少,技術的な設定を指定通りに行なっていただく必要があります。詳しいことは,作業完了後に情報発信していきたいと考えていますが,これで利用者自身が用意するクラウドにナンバーバンクでデータを保存できるようになり,自由度も増すと思います。
現在,拡張機能のアップデート作業中です。5月中には完了するはずですので,続報お待ちください。