[素材]PaSoRichスプライト

お待たせしました。

PaSoRichでFelicaカードを読み取るスプライトを作成しました。

このスプライトをmod環境で読み込んで、メッセージ[StartPaSoRich]を送るとPaSoRiがカード読み取りを開始します。

変数(数値 from PaSoRi)に読み取った番号が入りますので、メッセージ[PaSoRiched]を受け取ったタイミングで処理します。

カード読み取りは継続しますので、複数のカードを連続して読み取ることが出来ます。メッセージ[StopPaSoRich]で読み取りを停止します。

図のブロック例だと、1回読み取ったらすぐに読み取りを停止するようになります。

PaSoRiスプライトのキャラクターは、最初、画面左上に表示されていますが、隠しても問題ありません。クリックすると隠すようにしてあります。

 

 

このスプライトを使えば、皆さんのプロジェクトにICカード読み取り機能を追加するのが楽になると思います。ぜひご活用ください。

※このスプライトはPaSoRich拡張機能が組み込まれているmod環境でのみ利用できます。Scratch公式サイトでは動作しませんのでご了承ください。

対応サイト

https://stretch3.github.io/

https://con3office.github.io/scratch-gui/

[素材]テンキースプライト

Scratchプロジェクトで数値を入力したいとき、画面にテンキーがあると便利です。そのためのテンキースプライトを作成しました。

テンキースプライトを読み込むとステージ画面にテンキーが現われ、変数(数値 from 10key)が用意されます。

いくつかメッセージが用意されていますが、基本は最初に[10keyReset]メッセージでリセットするだけ。

あとはテンキーを操作するだけで変数(数値 from 10key)に入力内容が反映されます。

変数(数値 from 10key)の内容を表示するタイミングとして、メッセージ[10keyPushed]を受け取ったタイミングで処理すれば、入力最中の過程が順次表示できます。

メッセージ[10keyTotal]を受け取ったタイミングで処理すれば、変数(数値 from 10key)を総計結果として表示することが出来ます。

数値表示スプライトと組み合わせれば、大きな数字でテンキー入力結果を表示させることも出来ます。たとえば、黒の数字表示スプライト SansSerif_blkと組み合わせると次のようなブロックで表示できます。

テンキー自体は、画面内の移動もサイズ変更も可能です。コスチューム画面でデザインを変更することも可能ですが、編集位置がずれると動作がおかしくなる可能性もありますので注意しながら作業してください。

 

 

※現時点で「小計」キーには何も割り当てられていません。
今後も引き続きアップデートして機能を充実させる予定です。

[記録]徳島県牟岐町「消費者教育×プログラミング教育」

徳島県牟岐町で行なわれた「消費者教育×プログラミング教育」という消費者教育のセミナーでPaSoRichをご活用いただきました。

徳島県牟岐町「消費者教育×プログラミング教育」の実施
https://stapa-pcschool.com/2020/08/21/mugi-consumer_education/
広報誌『TIS通信/とくしまPROJECT』2020年9月号 p.5より

キャッシュレス時代におけるお金のかたちや扱い方について,電子クレジットマネーの仕組みに近づきながら感じ考えていく機会になったようです。

PaSoRichも少しばかりお役に立ったようで何よりです。

こうした取り組みでのご利用は大歓迎です。事前承諾の必要はありません。あとからご報告いただけると取り組みの輪が広がると思いますので,ぜひ挑戦してみてください。