PaSoRichを使った教材例として,家庭科におけるキャッシュレス時代に対応した消費者教育教材を提案するポスター発表を日本教育工学会で行ないました。

日本教育工学会2019秋季全国大会 (2019年9月7日)
林向達(2019)「キャッシュレス時代に対応した消費者教育教材の開発」,
日本教育工学会2019年秋季全国大会講演論文集, 239-240.

 

これから成年年齢も18歳となり,キャッシュレスによる決済手段に対して早いうちから自覚的になることが重要だという出発点から,電子マネー決済をシミュレーションする教材を用いた消費者教育を行なってはどうだろうかという提案をしました。

電子マネーシュミレーションを構築する方法はいろいろありますが,プログラミング学習の文脈とのコラボレーションにも開かれていると可能性が広がるのではないかということで,Scratch3.0に白羽の矢を立ててスマートカードを使える拡張機能を用意したというところにPaSoRichが出てきます。

こうした形でPaSoRichをご利用いただくことも可能ですので,いろんな事例を教えていただければと思います。