Scratch3.0拡張機能の開発のためには、Scratch3.0 mod環境を構築します。
開発環境が完成したら、拡張機能の開発作業に取り掛かることになります。
まずはScratch3.0拡張機能をつくるためのおおまかな段取りを確認しましょう。
【画像の作成】
- 拡張機能メニュー用の画像2種類の作成(600×372/80×80)pngまたはsvg
→scratch-gui\src\lib\libraries\extensions内に新規フォルダを作成して - 拡張機能ブロック用のアイコン画像の作成(40×40)svg -> base64で
→拡張機能本体へ
【拡張機能メニュー表示ための設定】
- scratch-gui/src/lib/libraries/extensions内の index.jsx ファイルの変更
【拡張機能マネジメント設定】
- scratch-vm/src/extension-support内の extension-manager.js ファイルの変更
【拡張機能の本体】
- scratch-vm/src/extensions内に開発する拡張機能用の新規フォルダ作成
- 拡張機能用の新規フォルダ内 index.js ファイル(拡張機能本体)作成
Scratch3.0は、ディレクトリの構造からも分かるようにフロントのインターフェイス(gui)とバックのバーチャルマシン(vm)に分かれています。
拡張機能も、見た目と機能の両側にまたがって開発をしなければなりません。とりあえずは画像づくりから始めることにしましょう。
なお、拡張機能本体となる「index.js」はひな形がありますので、Scratchサイトから借りてくることになります。